技術士 第一次試験 専門科目 電気電子部門 情報通信 練習問題 第5問: 同じ長さの2つの符号語で、対応する位置のビットが異なる個数をハミング距離という。ある符号は、どの2つの符号語のハミング距離も6以上で、最小ハミング距離がちょうど
同じ長さの2つの符号語で、対応する位置のビットが異なる個数をハミング距離という。ある符号は、どの2つの符号語のハミング距離も6以上で、最小ハミング距離がちょうど6である。この符号を誤りの検出だけに使うときに確実に検出できる誤りのビット数の最大値と、誤りの訂正だけに使うときに確実に訂正できる誤りのビット数の最大値(ビット数)の組合せとして、最も適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 2. 検出 5、訂正 2
「検出 5、訂正 2」が適切です。最小ハミング距離をdとします。
tビットの誤りが入った語は、元の符号語から距離tの位置にあります。tがd−1以下なら、ほかのどの符号語とも一致しないので誤りを必ず検出できますが、dビットの誤りでは距離ちょうどdの別の符号語に化けることがあります。
したがって検出はd−1=5ビットまでです。訂正は、受け取った語にいちばん近い符号語に直す方法で行います。
2t+1≦dなら、三角不等式からほかの符号語までの距離はd−t≧t+1で、元の符号語までの距離tより必ず大きいので正しく直せます。t≦(6−1)/2=2.5を切り捨てて2ビットです。
d=3に当てはめると検出2ビット・訂正1ビットとなり、式と合います。検出を6とした3つの肢はdそのものを限度とした誤りで、訂正の3はd/2、5はd−1を当てた値です。
「検出 5、訂正 3」は訂正にd/2を当てた誤りです。最小ハミング距離dの符号は、d−1ビットまでの誤りを検出でき、⌊(d−1)/2⌋ビットまでの誤りを訂正できます。
関連キーワード: ハミング距離・誤り検出・誤り訂正・符号化・最小距離
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