技術士 第一次試験 専門科目 電気電子部門 情報通信 練習問題 第4問: 最大振幅の正弦波の信号を一様量子化するPCMで、量子化ビット数を12ビットから16ビットに増やす。量子化雑音の電力は量子化の幅(隣り合う量子化レベルの間隔)の2
最大振幅の正弦波の信号を一様量子化するPCMで、量子化ビット数を12ビットから16ビットに増やす。量子化雑音の電力は量子化の幅(隣り合う量子化レベルの間隔)の2乗に比例し、信号の電力は変わらないものとする。信号対量子化雑音比の改善量として、最も近い値はどれか。ただし、log₁₀ 2=0.301とする。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 5. 24.1 dB
「24.1 dB」が最も近い値です。nビットの一様量子化では、同じ振幅の範囲を2ⁿ段に分けます。
1ビット増えると量子化の幅は1/2になり、幅の2乗に比例する雑音の電力は1/4になります。電力の比なので、1ビットあたりの改善は10 log₁₀ 4=20×0.301=6.02 dBです。
改善量:6.02×(16−12)=24.08≒24.1 dB
別の道筋:幅の比(電圧の比)2⁴=16倍を20 logで直すと、20×4×0.301=24.1 dBで一致します。NEETS Module 12も、量子化のレベルが多いほど元の波形に近づくとしています。
「12.0 dB」は幅の比に10 logを当てた値、「16.0 dB」は段の数の比16をdBと読んだ値、「2.50 dB」はビット数の比16/12を20 logにした値、「25.8 dB」は式6.02n+1.76の定数1.76 dB(最大振幅の正弦波と量子化雑音の電力の比、10 log₁₀ 1.5)を差にも足した値です。一様量子化では、量子化ビット数が1ビット増えるごとに信号対量子化雑音比が約6 dB(20 log₁₀ 2)改善します。
関連キーワード: 量子化・量子化雑音・信号対量子化雑音比・量子化ビット数・デシベル
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