技術士 第一次試験 専門科目 電気電子部門 電気設備 練習問題 第4問: 線間電圧 400 V の三相 3 線式の幹線から、三相誘導電動機 1 台に電力を供給する。電動機は定格出力 37 kW、効率 92 %、力率 0.87(遅れ)で
線間電圧 400 V の三相 3 線式の幹線から、三相誘導電動機 1 台に電力を供給する。電動機は定格出力 37 kW、効率 92 %、力率 0.87(遅れ)で運転しており、電動機の端子の電圧は線間電圧 400 V とする。このときの幹線の線電流に最も近い値はどれか。ただし、√3=1.732 とし、幹線の電圧降下と損失は考えない。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 3. 66.7 A
「66.7 A」が最も近い値です。DOE Fundamentals Handbook Electrical Science Vol.3 の Three-Phase Circuits は、平衡三相負荷の全電力を、Y 結線でも Δ 結線でも P=√3 VL IL cosθ(VL は線間電圧、IL は線電流)と示しています。
定格出力は軸の機械出力なので、電源から見た入力は出力を効率で割って求めます。
入力 P=37 kW÷0.92=40.22 kW
IL=P/(√3 VL cosθ)=40,220/(1.732×400×0.87)=66.7 A
検算: Y 結線とみなすと相電圧 400/1.732=230.9 V・相電流 66.7 A で、3×230.9×66.7×0.87=40.2 kW と入力に戻ります。「116 A」は √3 を落とした値、「38.5 A」は 3VL で割った値、「56.5 A」は効率を掛けた値、「50.5 A」は力率を掛けた値です。
電動機の定格出力は軸の出力なので、線電流は出力を効率で割った入力から IL=P/(√3 VL cosθ) で求めます。
関連キーワード: 三相3線式・線電流・力率・効率・幹線
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