技術士 第一次試験 専門科目 電気電子部門 電気応用 練習問題 第4問: 吸込み側と吐出し側の液面に高低差のない循環配管で、遠心ポンプを回転速度1,500 min⁻¹で運転したときの軸動力は40 kWであった。インバータで回転速度を1
吸込み側と吐出し側の液面に高低差のない循環配管で、遠心ポンプを回転速度1,500 min⁻¹で運転したときの軸動力は40 kWであった。インバータで回転速度を1,050 min⁻¹に下げたときの軸動力に最も近い値はどれか。ただし、相似則が成り立ち、ポンプの効率は変わらないものとする。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 2. 13.7 kW
軸動力は約13.7 kWです。DOE Improving Motor and Drive System Performance: A Sourcebook for Industry(相似則とAdjustable Speed Drive Part-Load Efficiency)は、実揚程(吸込みと吐出しの液面の高低差)のない遠心ポンプやファンでは、流量が回転速度に比例し、必要な動力が速度の比の3乗で変わると示しています。
圧力(揚程)は速度の2乗に比例し、動力は流量と圧力の積に比例するので、動力は3乗になります。
速度の比 r=1,050/1,500=0.70
軸動力=40×0.70³=40×0.343≒13.7 kW
「19.6 kW」は圧力の式の2乗を、「28.0 kW」は流量の式の1乗を使った値、「26.3 kW」は減った分40×(1−0.343)、「9.60 kW」は速度の比を4乗にした値です。検算: 流量0.70倍×圧力0.49倍=0.343倍で13.7 kW。
実揚程のないポンプやファンでは、流量は回転速度に、揚程は2乗に、軸動力は3乗に比例します。
関連キーワード: 相似則・遠心ポンプ・インバータ・軸動力・可変速運転
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