技術士 第一次試験 専門科目 電気電子部門 発送配変電 練習問題 第4問: 定格容量250 kV·Aの単相変圧器がある。無負荷損(鉄損)は1.0 kW、定格負荷時の銅損は4.0 kWである。負荷の力率は1で、二次電圧は定格電圧に保たれる
専門科目 電気電子部門 発送配変電
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第4問
定格容量250 kV·Aの単相変圧器がある。無負荷損(鉄損)は1.0 kW、定格負荷時の銅損は4.0 kWである。負荷の力率は1で、二次電圧は定格電圧に保たれるものとする。効率が最大になるときの出力と、そのときの全損失の組合せとして、最も適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 5. 出力125 kW、全損失2.0 kW
効率が最大になるのは「出力125 kW、全損失2.0 kW」です。DOE Fundamentals Handbook Electrical Science Vol.4(Transformer Theory)によると、銅損は巻線の抵抗によるI²R損、鉄損は鉄心のヒステリシス損と渦電流損です。
負荷率(定格に対する負荷の割合)をαとすると、電流はαに比例するので銅損はα²Pc、鉄損Piは負荷によらず一定です。損失/出力=Pi/(αS)+αPc/S をαで微分し0とおくと α²Pc=Pi です。
α=√(Pi/Pc)=√(1.0/4.0)=0.5
出力=0.5×250×1=125 kW、銅損=0.5²×4.0=1.0 kW
全損失=1.0+1.0=2.0 kW
「62.5 kW、1.25 kW」は平方根の忘れ、「62.5 kW、2.0 kW」は銅損をαに比例させた誤り、「250 kW、5.0 kW」は定格負荷の値、「125 kW、1.0 kW」は銅損の足し忘れです。
変圧器の効率は、銅損と鉄損が等しくなる負荷率 α=√(鉄損/全負荷銅損) で最大になります。
関連キーワード: 変圧器・最大効率・鉄損・銅損・負荷率
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