銀行業務検定試験 財務3級 損益計算書・製造原価・仕訳 練習問題 第28問: 融資先F社の損益計算書を読むにあたり、企業会計原則及び同注解に照らした損益の表示区分に関する記述として、最も適切なものはどれか。なお、特別損益に属する項目は、い
融資先F社の損益計算書を読むにあたり、企業会計原則及び同注解に照らした損益の表示区分に関する記述として、最も適切なものはどれか。なお、特別損益に属する項目は、いずれも金額が僅少でなく、毎期経常的に発生するものでもないとする。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 3. 長期保有の目的で取得した株式の売却益は、特別利益の区分に表示する。
「長期保有の目的で取得した株式の売却益は、特別利益の区分に表示する」が適切です。企業会計原則注解(注12)は、特別損益に属する項目として、固定資産売却損益、転売以外の目的で取得した有価証券の売却損益、災害による損失などの臨時損益を挙げています。
一方、損益計算書原則は、有価証券売却損や支払利息を営業外費用としています。「工場用地を売却して得た売却益は、営業外収益」は、固定資産売却益を特別利益とする定めと合いません。
「売買目的で保有する株式の売却損は、特別損失」は、転売目的の有価証券の売却損が営業外費用であることとの取り違えです。「風水害で…営業外費用」は、災害による損失を特別損失とする定めと合いません。
「支払利息は、販売費及び一般管理費」は、財務費用を営業外費用とする区分と合いません。なお、金額が僅少なものや毎期経常的に発生するものは経常損益に含めることができます。
融資の担当者は、特別利益で最終利益が支えられていないかを見て、経常利益で本来の収益力を読みます。
関連キーワード: 特別損益・営業外損益・経常利益・企業会計原則
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