銀行業務検定試験 財務3級 損益計算書・製造原価・仕訳 練習問題 第20問: 工作機械メーカーの融資先E社は、標準品の機械の販売とその据付けを一つの契約で請け負った。据付けは機械を大きく修正したり顧客仕様にしたりするものではなく、他の業者
工作機械メーカーの融資先E社は、標準品の機械の販売とその据付けを一つの契約で請け負った。据付けは機械を大きく修正したり顧客仕様にしたりするものではなく、他の業者でも行うことができる。企業会計基準第29号「収益認識に関する会計基準」に照らした履行義務の識別に関する記述として、最も適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 4. 機械と据付けはそれぞれ別個の履行義務として、取引価格を配分する。
「機械と据付けはそれぞれ別個の履行義務として、取引価格を配分する」が適切です。企業会計基準第29号は、約束した財・サービスが、単独で又は容易に利用できる他の資源と組み合わせて顧客が便益を得られ、かつ契約の中の他の約束と区分して識別できるとき、別個のものとして履行義務に識別するとしています。
適用指針第30号は、区分して識別できない要因として、結合後のアウトプットに統合する重要なサービス、他の財・サービスを著しく修正する又は顧客仕様にすること、相互依存性・相互関連性が高いことを挙げます。他の業者でも行える据付けで機械を著しく修正しないなら、これらに当たらず別個の履行義務になります。
「一つの契約書」「請求書の明細の行ごと」は書類の形で判定しており要件と違います。「代金の大小」は別個かどうかの要件にありません。
「E社が据え付ける約束なので一体」は、区分して識別できるかの判定を取り違えています。融資の場面では、機械の引渡しと据付けの完了で収益の時期が分かれることを読みます。
関連キーワード: 収益認識・履行義務の識別・別個の財・サービス・据付け
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