銀行業務検定試験 財務3級 損益計算書・製造原価・仕訳 練習問題 第12問: 融資先は当期首に商品を顧客に引き渡し、対価11,025千円を2年後に一括して受け取る契約を結んだ。この商品の現金販売価格は10,000千円で、両者の差は年5%の
融資先は当期首に商品を顧客に引き渡し、対価11,025千円を2年後に一括して受け取る契約を結んだ。この商品の現金販売価格は10,000千円で、両者の差は年5%の複利による金利相当分である。この契約は重要な金融要素を含むものとし、金利相当分は年5%の複利で期間の経過に応じて受取利息とする。企業会計基準第29号「収益認識に関する会計基準」によるとき、当期の損益計算書に計上する売上高と受取利息の組合せとして、最も適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 1. 売上高 10,000千円・受取利息 500千円
「売上高 10,000千円・受取利息 500千円」が適切です。企業会計基準第29号「収益認識に関する会計基準」は、支払時期によって信用供与の重要な便益が生じる契約は重要な金融要素を含むとし、約束した対価から金利相当分の影響を除いて、顧客が支払うと見込まれる現金販売価格で収益を認識するとしています。
金利相当分は受取利息として収益と区分して表示します。売上高=10,000千円、当期の受取利息=10,000×5%=500千円です(翌期は10,500×5%=525千円で、2年の合計が1,025千円)。
「11,025千円・0千円」は金利相当分を調整しなかった値、「10,000千円・1,025千円」は2年分の利息を当期に計上した値、「10,500千円・0千円」は1年分の利息を売上高に含めた値、「11,025千円・1,025千円」は金利相当分を売上高と受取利息の両方に入れた二重計上です。融資の担当者は、長期の後払い販売が多い取引先では、売上高と受取利息を分けて本業の売上を読みます。
関連キーワード: 収益認識・重要な金融要素・現金販売価格・受取利息
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