銀行業務検定試験 財務3級 損益分岐点分析 練習問題 第12問: 融資の担当者が、取引先の損益計算書を使って損益分岐点を分析する。限界利益と売上総利益の関係についての説明として、最も適切なものはどれか。
損益分岐点分析
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第12問
融資の担当者が、取引先の損益計算書を使って損益分岐点を分析する。限界利益と売上総利益の関係についての説明として、最も適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 1. 工場の減価償却費のような固定費も売上原価に入るので、売上総利益は限界利益と一般に一致しない
「工場の減価償却費のような固定費も売上原価に入るので、売上総利益は限界利益と一般に一致しない」が適切です。限界利益は売上高から変動費を差し引いた利益で、固定費の回収に充てられます。
一方、売上総利益は売上高から売上原価を差し引いた利益です(企業会計原則)。製造業の売上原価には、工場の減価償却費や人件費のように操業度にかかわらず発生する固定費も入り、逆に荷造運賃のような変動費は販売費に入るので、両者は一般に一致しません(原価計算基準は原価要素を固定費と変動費に分けます)。
「同じ利益の呼び名の違い」とする説明は、この区分の違いを無視しています。「売上高から固定費を差し引いた利益」は、変動費と固定費を逆にしています。
「売上総利益から販売費及び一般管理費を差し引いた利益」は営業利益、「営業外収益を加え、営業外費用を差し引いた後の利益」は経常利益の説明です。融資の担当者は、決算書の粗利をそのまま限界利益とせず、費目ごとに変動費と固定費に分けてから損益分岐点を求めます。
関連キーワード: 限界利益・売上総利益・固定費・変動費
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