銀行業務検定試験 財務3級 損益分岐点分析 練習問題 第7問: 融資の担当者が、取引先G社から2期分の損益計算書の要約(単位:千円)を受け取った。前期は売上高200,000、総費用188,000、当期は売上高250,000、
融資の担当者が、取引先G社から2期分の損益計算書の要約(単位:千円)を受け取った。前期は売上高200,000、総費用188,000、当期は売上高250,000、総費用223,000である。2期の間で変動費率と固定費は変わらないものとし、変動費率=(当期総費用−前期総費用)÷(当期売上高−前期売上高)、固定費=当期総費用−当期売上高×変動費率として求める。G社の損益分岐点売上高として、最も適切なものはどれか。なお、千円未満は四捨五入する。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 2. 160,000千円
「160,000千円」が適切です。売上高が50,000千円増えたとき総費用は35,000千円増えており、固定費は2期で変わらないので増えた分はすべて変動費です。
変動費率=35,000÷50,000=0.7、固定費=223,000−250,000×0.7=48,000千円(前期でも188,000−200,000×0.7=48,000千円で一致)。損益分岐点売上高は限界利益が固定費と等しくなる売上高なので、48,000÷(1−0.7)=160,000千円です(当期の損益分岐点比率は64%)。
「68,571千円」は固定費を限界利益率0.3でなく変動費率0.7で割った値、「116,667千円」は総費用の差35,000千円を固定費と取り違えて0.3で割った値です。「43,333千円」は前期の総費用188,000から当期の売上高×0.7を引いて固定費を13,000千円とした期の取り違え、「90,000千円」は当期売上高から損益分岐点売上高を引いた安全余裕額です。
2期の間に値上げや人員増があると前提が崩れるので、融資の担当者は推定値を目安として扱います。
関連キーワード: 損益分岐点売上高・変動費率・固定費・固変分解
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