銀行業務検定試験 財務3級 損益分岐点分析 練習問題 第6問: 融資の担当者が、取引先F社から値下げの計画を聞いた。F社は製品1種類を販売単価25千円、1個当たり変動費15千円で販売しており、固定費は年30,000千円、今期
融資の担当者が、取引先F社から値下げの計画を聞いた。F社は製品1種類を販売単価25千円、1個当たり変動費15千円で販売しており、固定費は年30,000千円、今期の販売数量は4,000個である。計画は販売単価を2千円引き下げて販売数量を伸ばすものである。1個当たり変動費と固定費は変わらないものとして、値下げ後も今期と同じ営業利益を確保するのに必要な年間の販売数量として、最も適切なものはどれか。なお、1個未満の端数は切り上げる。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 4. 5,000個
「5,000個」が適切です。J-Net21(中小企業基盤整備機構)の解説のとおり、1個当たりの売上高と変動費の差である限界利益が固定費を回収し、その残りが利益になります。
今期の営業利益=(25−15)×4,000−30,000=10,000千円。値下げ後の1個当たり限界利益=23−15=8千円なので、必要な販売数量=(30,000+10,000)÷8=5,000個です。
「3,750個」は30,000÷8で、値下げ後の損益分岐点販売数量(利益ゼロ)で止めた値です。「4,320個」は値下げ率8%(2÷25)だけ数量を増やせばよいとした値、「4,348個」は今期の売上高100,000千円を新単価23千円で割った、売上高を保つだけの数量です。
「6,667個」は限界利益8千円からさらに値下げ額2千円を差し引き、40,000÷6を切り上げた二重の差し引きです。単価の8%の値下げで限界利益は10千円から8千円へ2割減るため、数量は25%増が必要になります。
融資の担当者は、計画の数量増がこの水準に届く根拠があるかを確かめます。
関連キーワード: 損益分岐点・限界利益・値下げ・目標利益・販売数量
模試 (50問)
本試験と同じ問題数と時間で、財務諸表と財務分析を通して解く
本試験と同じ分量と時間で、財務諸表と財務分析を本試験と同じ比率で混ぜて解きます。目安は正答率60%で、分野ごとの配分はぴよパスの設定です。Premium (月980円)Premium (ご利用中)時間制限つきの実力チェック