銀行業務検定試験 財務3級 税効果・減損などの会計基準と連結 練習問題 第22問: 融資先H社は、建物と機械装置で構成される工場の資産グループについて、減損損失6,000千円を認識した。減損処理前の帳簿価額は建物12,000千円、機械装置8,0
融資先H社は、建物と機械装置で構成される工場の資産グループについて、減損損失6,000千円を認識した。減損処理前の帳簿価額は建物12,000千円、機械装置8,000千円である。企業会計審議会「固定資産の減損に係る会計基準」に照らして、減損損失を帳簿価額に基づく比例配分で各構成資産に配分したときの配分額として、最も適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 4. 建物3,600千円・機械装置2,400千円
「建物3,600千円・機械装置2,400千円」が適切です。企業会計審議会「固定資産の減損に係る会計基準」は、資産グループについて認識した減損損失を、帳簿価額に基づく比例配分などの合理的な方法で、その資産グループの各構成資産に配分するとしています。
途中式は、帳簿価額の合計=12,000+8,000=20,000千円、建物=6,000×12,000÷20,000=3,600千円、機械装置=6,000×8,000÷20,000=2,400千円です。「各3,000千円」は帳簿価額を考えずに均等に分けた額です。
「建物6,000千円・機械装置0千円」は帳簿価額の大きい資産に全額を負わせた額です。「建物2,400千円・機械装置3,600千円」は比率を逆に当てた額です。
「建物4,000千円・機械装置2,000千円」は12,000対8,000を2対1と誤った額です。融資の担当者は、減損後の各資産の帳簿価額が担保の評価や以後の減価償却費に影響することを踏まえ、科目ごとの減少額を確かめましょう。
関連キーワード: 減損会計・資産グループ・減損損失の配分・帳簿価額
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