銀行業務検定試験 財務3級 税効果・減損などの会計基準と連結 練習問題 第18問: 融資先P社グループの連結の範囲を確かめている。企業会計基準第22号「連結財務諸表に関する会計基準」に照らして、P社がQ社を子会社として扱うかどうかの説明として、
融資先P社グループの連結の範囲を確かめている。企業会計基準第22号「連結財務諸表に関する会計基準」に照らして、P社がQ社を子会社として扱うかどうかの説明として、最も適切なものはどれか。なお、P社がQ社の意思決定機関を支配していないことが明らかな事情はないものとする。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 5. P社がQ社の議決権の40%以上50%以下を自己の計算で所有し、Q社の資金調達額の総額の過半を融資していれば、子会社に当たる。
「議決権の40%以上50%以下を自己の計算で所有し、資金調達額の総額の過半を融資していれば、子会社に当たる」が適切です。企業会計基準第22号「連結財務諸表に関する会計基準」は、議決権の過半数を所有する場合のほか、40%以上50%以下を自己の計算で所有し、かつ、緊密な者と合わせて過半数を占める、役員などが取締役会の構成員の過半数を占める、重要な方針の決定を支配する契約がある、負債に計上された資金調達額の総額の過半を融資している、などの要件のいずれかに当たる場合も、他の企業の意思決定機関を支配しているとしています(支配力基準)。
「過半数に届かなければ子会社に当たらない」は、この40%以上の定めを見落としています。「20%以上」は、基準の子会社の要件にない区分です。
「40%以上ならほかの要件がなくても」は、追加の要件を落としています。「役員が過半数を占めなければ当たらない」は、要件のいずれか一つでよいことを見落としています。
融資の担当者は、議決権が半分に届かない先でもグループの子会社として連結に入ることがあるので、連結の範囲の注記を確かめましょう。
関連キーワード: 連結の範囲・子会社・支配力基準・議決権
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