銀行業務検定試験 財務3級 税効果・減損などの会計基準と連結 練習問題 第15問: 融資先C社は複数の工場と販売拠点を持っている。企業会計審議会「固定資産の減損に係る会計基準」に照らして、減損損失を認識するかどうかの判定と減損損失の測定で行う資
融資先C社は複数の工場と販売拠点を持っている。企業会計審議会「固定資産の減損に係る会計基準」に照らして、減損損失を認識するかどうかの判定と減損損失の測定で行う資産のグルーピングの説明として、最も適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 5. 他の資産のキャッシュ・フローから概ね独立したキャッシュ・フローを生む最小の単位で行う。
「他の資産のキャッシュ・フローから概ね独立したキャッシュ・フローを生む最小の単位で行う」が適切です。企業会計審議会「固定資産の減損に係る会計基準」は、減損損失を認識するかどうかの判定と減損損失の測定で行う資産のグルーピングを、他の資産又は資産グループのキャッシュ・フローから概ね独立したキャッシュ・フローを生み出す最小の単位で行うとしています。
「会社全体で行う」は、単位が大きすぎて採算の悪い工場の損失が他の工場の利益に隠れてしまい、最小の単位という定めに反します。「個々の資産ごとに行い、まとめない」は、建物と機械装置が一体となって初めてキャッシュ・フローを生む実態を無視しています。
「判定はグループ、測定は個々の資産」は、判定と測定の両方を同じグルーピングで行う定めと合いません。「帳簿価額の合計が等しくなるように」は、キャッシュ・フローの独立性という基準を帳簿価額にすり替えています。
融資の担当者は、どの単位でグルーピングしているかで減損が出るかどうかが変わることを、注記で確かめましょう。
関連キーワード: 減損会計・資産のグルーピング・キャッシュ・フロー・資産グループ
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