銀行業務検定試験 財務3級 安全性の分析 練習問題 第14問: 融資先F社の決算書(単位:千円)では、流動資産210,000(うち棚卸資産60,000。残りはすべて当座資産)、流動負債150,000である。調べたところ、期末
融資先F社の決算書(単位:千円)では、流動資産210,000(うち棚卸資産60,000。残りはすべて当座資産)、流動負債150,000である。調べたところ、期末の棚卸資産のうち30,000は実在しない水増しであった。水増しを除いて直した流動比率(流動資産÷流動負債×100)と当座比率(当座資産÷流動負債×100)について、最も適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 2. 流動比率は120.0%に下がり、当座比率は100.0%のまま変わらない
「流動比率は120.0%に下がり、当座比率は100.0%のまま変わらない」が適切です。決算書の流動比率は210,000÷150,000×100=140.0%、当座比率は当座資産150,000(210,000−60,000)÷150,000×100=100.0%です。
水増しの30,000を除くと流動資産は180,000となり、流動比率は180,000÷150,000×100=120.0%に下がります。棚卸資産は当座資産に入らないので、当座比率は100.0%のままです。
「当座比率は80.0%に下がる」とする二つの肢は、水増し分を当座資産から引いた120,000÷150,000の誤りで、流動比率を140.0%のままとする肢は流動資産から引くことも落としています。「流動比率は100.0%に下がり」は水増し分を二重に引いた150,000÷150,000、比率がどちらも変わらないとする肢は資産の水増しが比率に表れることを見落としています。
日本政策金融公庫の手引きは、当座資産を棚卸資産を除く流動資産と説明しています。流動比率が高いのに当座比率が低い会社では、融資の担当者は在庫の実在を確かめます。
関連キーワード: 流動比率・当座比率・棚卸資産・粉飾
模試 (50問)
本試験と同じ問題数と時間で、財務諸表と財務分析を通して解く
本試験と同じ分量と時間で、財務諸表と財務分析を本試験と同じ比率で混ぜて解きます。目安は正答率60%で、分野ごとの配分はぴよパスの設定です。Premium (月980円)Premium (ご利用中)時間制限つきの実力チェック