銀行業務検定試験 財務3級 安全性の分析 練習問題 第13問: 融資先E社の決算日の直前の貸借対照表(単位:千円)は、流動資産200,000、流動負債160,000、自己資本100,000、総資本500,000である。E社は
融資先E社の決算日の直前の貸借対照表(単位:千円)は、流動資産200,000、流動負債160,000、自己資本100,000、総資本500,000である。E社は決算日の直前に返済期限が3年後の長期借入金40,000を借り、全額を普通預金に置いた。借入の後の流動比率(流動資産÷流動負債×100)と自己資本比率(自己資本÷総資本×100)の動きとして、最も適切なものはどれか。なお、ほかの取引はなく、比率は小数第2位を四捨五入する。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 1. 流動比率は125.0%から150.0%に上がり、自己資本比率は20.0%から18.5%に下がる
「流動比率は125.0%から150.0%に上がり、自己資本比率は20.0%から18.5%に下がる」が適切です。借入の前は、流動比率200,000÷160,000×100=125.0%、自己資本比率100,000÷500,000×100=20.0%です。
返済期限が3年後の借入金は固定負債に入り、借りたお金は普通預金として流動資産に入ります。借入の後は、流動比率240,000÷160,000×100=150.0%、自己資本比率100,000÷540,000×100≒18.5%です。
「120.0%に下がる」は借入金を流動負債に入れた240,000÷200,000の誤りです。「自己資本比率は20.0%のまま」は総資本が40,000増えることを見落としています。
「どちらも変わらない」は預金と借入金がともに増えることを見ていません。財務総合政策研究所の解説のとおり、自己資本比率は総資本に占める純資産(新株予約権を除く)の割合で、負債が増えると下がります。
融資の担当者は、決算日の直前の借入で流動比率だけが良く見えていないかを確かめます。
関連キーワード: 流動比率・自己資本比率・長期借入金・見かけの改善
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