銀行業務検定試験 財務3級 安全性の分析 練習問題 第12問: 融資先D社の貸借対照表(単位:千円)は、当座資産150,000(うち現金預金70,000)、流動負債125,000である。現金預金のうち20,000は借入の担保
融資先D社の貸借対照表(単位:千円)は、当座資産150,000(うち現金預金70,000)、流動負債125,000である。現金預金のうち20,000は借入の担保に入っている定期預金、5,000は借入の条件として引き出さないことを約束している預金である。修正当座比率=(当座資産−拘束されている預金)÷流動負債×100で求めるとき、修正当座比率として、最も適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 3. 100.0%
「100.0%」が適切です。問題文の式では、当座資産から自由に引き出せない預金を除きます。
担保に入っている定期預金20,000と、借入の条件で引き出さないと約束した預金5,000の合計25,000を除くと、(150,000−25,000)÷125,000×100=100.0%です。「120.0%」は拘束された預金を除かない通常の当座比率150,000÷125,000です。
「104.0%」は担保の定期預金だけを除いた130,000÷125,000、「116.0%」は引き出しを控えている預金だけを除いた145,000÷125,000です。「83.3%」は分子を125,000としたうえで、除いた25,000を流動負債に足した150,000を分母にした誤りです。
日本政策金融公庫の経営指標の手引きは、当座比率を流動比率よりさらに短期の支払能力をみる指標と説明しています。融資の担当者は、預金の残高があっても担保や約束で使えない分がないかを確かめます。
関連キーワード: 修正当座比率・当座比率・担保預金・拘束預金
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