銀行業務検定試験 財務3級 安全性の分析 練習問題 第9問: 融資先A社の貸借対照表(単位:千円)は、流動資産240,000、流動負債180,000、固定負債の長期借入金100,000である。長期借入金のうち20,000は
融資先A社の貸借対照表(単位:千円)は、流動資産240,000、流動負債180,000、固定負債の長期借入金100,000である。長期借入金のうち20,000は決算日の翌日から1年以内に返済期限が来るが、固定負債に含まれたままになっている。これを1年基準に従って振り替えた後の正味運転資本(流動資産−流動負債)として、最も適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 4. 40,000千円
「40,000千円」が適切です。企業会計原則注解〔注16〕は、借入金のうち貸借対照表日の翌日から1年以内に支払期限が来るものを流動負債とする1年基準を定めています。
1年以内の返済予定分20,000を流動負債に振り替えると、流動負債は180,000+20,000=200,000となり、正味運転資本は240,000−200,000=40,000です。「60,000千円」は振り替えないままの240,000−180,000です。
「80,000千円」は振替額を流動資産に足した260,000−180,000、「20,000千円」は振替額を二重に引いた240,000−220,000、「−40,000千円」は長期借入金の全額100,000を流動負債に移した240,000−280,000です。振替の前後で負債の合計は変わりませんが、1年以内に払う額が増えるので短期の支払余力は小さくなります。
融資の担当者は、借入金の返済予定表と流動負債の内訳を突き合わせます。
関連キーワード: 正味運転資本・1年基準・1年以内返済予定の長期借入金・流動負債
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