銀行業務検定試験 財務3級 安全性の分析 練習問題 第7問: 融資先F社の流動資産は180,000(うち棚卸資産54,000)、流動負債は120,000で、ほかに貸借対照表の注記に受取手形割引高30,000がある(単位:千
融資先F社の流動資産は180,000(うち棚卸資産54,000)、流動負債は120,000で、ほかに貸借対照表の注記に受取手形割引高30,000がある(単位:千円)。割り引いた手形を戻した流動比率を次の式で求める。修正流動比率(%)=(流動資産+受取手形割引高)÷(流動負債+受取手形割引高)×100。F社の流動比率について述べたものとして、適切なものはどれか。なお、比率は小数第2位を四捨五入する。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 3. 割引手形を戻すと分子と分母が同じ額だけ増えるため、流動比率は150.0%から140.0%に下がる。
「150.0%から140.0%に下がる」とする記述が適切です。手形を割り引くと受取手形は貸借対照表から外れ、割引高は偶発債務として注記に回ります(企業会計原則)。
修正前は180,000÷120,000×100=150.0%、割引高を分子と分母に戻した修正後は(180,000+30,000)÷(120,000+30,000)=210,000÷150,000×100=140.0%です。100%を超える比率は、分子と分母に同じ額を足すと100%に近づくので下がります。
「175.0%に上がる」は分子だけに足した値(210,000÷120,000)、「120.0%に下がる」は分母だけに足した値(180,000÷150,000)で、どちらも式に合いません。「変わらない」は比の性質の取り違えです。
「当座比率も同じ10ポイント下がる」も誤りで、当座資産126,000(180,000−54,000)に同じように戻すと、当座比率は105.0%から104.0%(156,000÷150,000)と1.0ポイント下がるだけです。手形の割引で資金を回す融資先は、見かけの流動比率の高さを割り引いて読みます。
関連キーワード: 流動比率・受取手形割引高・偶発債務・当座比率
模試 (50問)
本試験と同じ問題数と時間で、財務諸表と財務分析を通して解く
本試験と同じ分量と時間で、財務諸表と財務分析を本試験と同じ比率で混ぜて解きます。目安は正答率60%で、分野ごとの配分はぴよパスの設定です。Premium (月980円)Premium (ご利用中)時間制限つきの実力チェック