技術士 第一次試験 専門科目 上下水道部門 下水道 練習問題 第2問: 下水の排除方式(分流式と合流式)に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
専門科目 上下水道部門 下水道
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第2問
下水の排除方式(分流式と合流式)に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 5. 分流式は、在来の雨水排除施設を利用すれば経済的に有利だが、新設する場合は不利となる。
「分流式は、在来の雨水排除施設を利用すれば経済的に有利だが、新設する場合は不利となる」が適切です。国土交通省「下水道施設の構成と下水の排除方式」は、分流式を汚水と雨水を別々の管きょ系統で、合流式を同一の管きょ系統で排除する方式と整理しています。
分流式は雨天時に汚水を公共用水域に放流しないので水質汚濁の防止に有利で、在来の雨水排除施設を使えば経済的にも有利ですが、新設するときは不利です。合流式は1本の管きょで汚濁対策と浸水対策をある程度同時に進められ、分流式より施工しやすく、小規模な降雨なら路面などの汚れ(ノンポイント汚濁)にも対応できますが、雨天時に流下水量が晴天時の一定倍率以上になると、超えた分の流入水(汚水と雨水)が公共用水域へ直接放流されます。
昭和45年の下水道法の改正で公共用水域の水質保全が下水道の役割に位置付けられ、それ以降の下水道には分流式が採用されています。分流式は水質保全に有利で、経済性は在来の雨水排除施設を使えば有利・新設では不利、合流式は施工しやすいが雨天時に汚水まじりの水を直接放流する、と対にして押さえます。
関連キーワード: 分流式・合流式・下水の排除方式・雨天時越流・水質保全
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