技術士 第一次試験 専門科目 電気電子部門 電子応用 練習問題 第2問: ツェナー電圧12 Vのツェナーダイオードを使った定電圧回路がある。18 Vの直流電源の正極から200 Ωの直列抵抗を通してツェナーダイオードのカソードにつなぎ、
ツェナー電圧12 Vのツェナーダイオードを使った定電圧回路がある。18 Vの直流電源の正極から200 Ωの直列抵抗を通してツェナーダイオードのカソードにつなぎ、アノードは電源の負極につなぐ。ツェナーダイオードには1.5 kΩの負荷抵抗を並列につなぐ。ツェナーダイオードの動作抵抗と電源の内部抵抗は無視する。ツェナーダイオードに流れる電流に最も近い値はどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 1. 22 mA
ツェナーダイオードに流れる電流は約22 mAです。NEETS Module 07 (NAVEDTRA 14179) 第3章は、ツェナーダイオードは逆方向の降伏領域で使うように作られ、降伏電圧に達すると電源電圧によらず端子電圧がほぼ一定に保たれるので、負荷の電圧を一定にする定電圧回路に使われると説明しています。
負荷だけをつないだときの電圧は18×1500/1700≒15.9 Vで12 Vを超えるので、ダイオードは降伏し、並列の負荷の電圧も12 Vです。
直列抵抗の電流 Is=(18−12)/200=0.030 A=30 mA
負荷の電流 IL=12/1500=0.0080 A=8.0 mA
キルヒホッフの電流則 (節点に入る電流の和=出る電流の和) から Iz=Is−IL=30−8.0=22 mA
電力で確かめると、12 V×30 mA=0.36 Wのうち負荷が0.096 W、ダイオードが0.264 Wで、0.264/12=0.022 A=22 mAと一致します。ツェナーダイオードの電流は、直列抵抗の電流から負荷の電流を引いた残りです。
関連キーワード: ツェナーダイオード・定電圧回路・降伏領域・キルヒホッフの電流則
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