技術士 第一次試験 専門科目 電気電子部門 電気応用 練習問題 第7問: 誘導加熱で、導体に流れる渦電流の浸透深さδは、δ=√(2ρ/(ωμ))(ρ:導体の抵抗率、ω:角周波数、μ:導体の透磁率)で表される。ある導体を周波数2.5 k
誘導加熱で、導体に流れる渦電流の浸透深さδは、δ=√(2ρ/(ωμ))(ρ:導体の抵抗率、ω:角周波数、μ:導体の透磁率)で表される。ある導体を周波数2.5 kHzの電源で焼入れしていたが、加熱する表面の層を薄くするため、浸透深さを2.5 kHzのときの1/4にしたい。このときの電源の周波数として、最も近い値はどれか。ただし、ρとμは変わらないものとする。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 4. 40 kHz
電源の周波数は40 kHzにします。問題文の式でω=2πfなので、ρとμが同じならδは1/√fに比例し、δ2/δ1=√(f1/f2)です。
√(2.5/f2)=1/4
2.5/f2=1/16
f2=16×2.5=40 kHz
「10 kHz」はδが周波数に反比例するとして4倍にした値、「5.0 kHz」は周波数の2乗に反比例するとして2倍にした値、「0.156 kHz」は平方根に比例すると向きを逆にして1/16にした値、「251 kHz」は角周波数2π×40×10³≒2.51×10⁵ rad/sを周波数と取り違えた値です。検算として、δ1=√(2ρ/(2π×2,500×μ))とδ2=√(2ρ/(2π×40,000×μ))を割ると√(2,500/40,000)=0.25です。
NEETS Module 10(伝送線路の損失のうち表皮効果)は、周波数が高いほど電流が導体の表面に集まり、実効の断面積が減ると説明しています。浸透深さは周波数の平方根に反比例するので、周波数を上げるほど電流は表面の薄い層に集まります。
関連キーワード: 誘導加熱・浸透深さ・表皮効果・渦電流・周波数
模試 (30問)
この問題が解けたら、本試験はどうですか?本番形式で、ほかの科目もまとめて確かめる
本番形式の模擬試験で実力チェックPremium (月980円)Premium (ご利用中)制限時間 2時間