技術士 第一次試験 専門科目 電気電子部門 電気応用 練習問題 第2問: 三相かご形誘導電動機の運転の性質に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
専門科目 電気電子部門 電気応用
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第2問
三相かご形誘導電動機の運転の性質に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 3. 無負荷で運転すると、回転子は回転磁界と等しい速度まで加速し、そのまま同期速度で回り続ける。
不適切なのは「無負荷で運転すると、回転子は回転磁界と等しい速度まで加速し、そのまま同期速度で回り続ける」です。DOE Fundamentals Handbook Electrical Science Vol.4(AC Motor Theory, Slip)は、回転子が回転磁界と同じ速度で回ると両者の間に相対的な運動がなく、回転子に起電力が誘導されないのでトルクが生じないと説明しています。
無負荷でも摩擦や風損に見合うトルクが要るので、回転子は同期速度よりわずかに遅く回ります。同じ資料は、同期速度がNs=120f/P(fは周波数、Pは極数)であること、滑りが0から約10%まではトルクが滑りにほぼ比例して増えること、負荷が停動トルク(電動機が出せる最大のトルク)を超えると電動機が止まることを示し、DOEのMotor Sourcebookは負荷が増えると滑りも増えると述べています。
回転子に起電力を誘導してトルクを生むには回転磁界との速度差が要るので、無負荷でも滑りは0になりません。
関連キーワード: 三相誘導電動機・滑り・同期速度・停動トルク・回転磁界
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