技術士 第一次試験 専門科目 電気電子部門 発送配変電 練習問題 第9問: 有効電力300 kW、遅れ力率0.50の三相負荷に、容量150 kvarの電力用コンデンサを負荷と並列に入れた。負荷の有効電力と電圧は変わらないものとするとき、
専門科目 電気電子部門 発送配変電
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第9問
有効電力300 kW、遅れ力率0.50の三相負荷に、容量150 kvarの電力用コンデンサを負荷と並列に入れた。負荷の有効電力と電圧は変わらないものとするとき、コンデンサを入れた後の力率として最も近い値はどれか。ただし、√3=1.732とする。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 4. 0.630
接続後の力率は約0.630(遅れ)です。DOE Fundamentals Handbook Electrical Science Vol.3(Power Triangle, Power Factor)のとおり、力率は有効電力Pと皮相電力Sの比 cosθ=P/S で、P・無効電力Q・Sは電力三角形をつくります。
遅れの無効電力をコンデンサの進みの無効電力が打ち消すので、接続後の無効電力は差になります。
sinθ=√(1−0.50²)≒0.866、tanθ=0.866/0.50≒1.732
Q=300×1.732≒519.6 kvar
Q'=519.6−150=369.6 kvar
S'=√(300²+369.6²)≒476.0 kV·A
cosθ'=300/476.0≒0.630
0.409はコンデンサの分を遅れの無効電力に足した値、0.667は皮相電力600 kV·Aから150を引いた300/450、0.812は有効電力を無効電力で割った値、0.500は元の力率のままです。
コンデンサを並列に入れると無効電力が Q−Qc に減り、力率は P/√(P²+(Q−Qc)²) に上がります。
関連キーワード: 力率改善・電力用コンデンサ・無効電力・皮相電力・電力三角形
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