技術士 第一次試験 専門科目 電気電子部門 発送配変電 練習問題 第1問: 三相3線式の配電線で、1線あたりの抵抗が0.60 Ω、1線あたりのリアクタンスが0.30 Ωである。この線路に線電流120 A、遅れ力率0.80の平衡負荷電流が
専門科目 電気電子部門 発送配変電
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第1問
三相3線式の配電線で、1線あたりの抵抗が0.60 Ω、1線あたりのリアクタンスが0.30 Ωである。この線路に線電流120 A、遅れ力率0.80の平衡負荷電流が流れている。送電端と受電端の線間電圧の差を、線路の電圧降下の近似式で求めるとき、最も近い値はどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 5. 137 V
線間電圧の差は約137 Vです。1相分で見ると、受電端の相電圧を基準に遅れ角θの線電流Iが流れるとき、抵抗RとリアクタンスXによる降下のうち相電圧と同じ向きの成分 I(R cosθ+X sinθ) が、送電端と受電端の相電圧の差の近似値になります。
DOE Fundamentals Handbook Electrical Science Vol.3(Three-Phase Circuits)のとおり、Y結線では線間電圧=√3×相電圧なので、線間の差はその√3倍です。
sinθ=√(1−0.80²)=0.60
I(R cosθ+X sinθ)=120×(0.60×0.80+0.30×0.60)=120×0.66=79.2 V(相電圧の差)
ΔV=√3×79.2≒137 V
125 Vはcosθとsinθの入れ替え、79.2 Vは√3の掛け忘れ、158 Vは単相2線式の式 2I(R cosθ+X sinθ) の当てはめ、99.8 VはXを落としてRだけで計算した値です。
三相3線式の電圧降下は ΔV≒√3 I(R cosθ+X sinθ) で、1相分の降下に√3を掛けて線間の値にします。
関連キーワード: 三相3線式・電圧降下・線間電圧・相電圧・力率
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