ビジネス著作権検定 保護期間・権利の変動・登録 練習問題 第34問: 出版社A社は、小説の著作者で複製権を有するBから出版権の設定を受け、その小説を書籍として出版している。この場合について、著作権法の規定として正しいものはどれか。
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初級推定正答率 約 82%
出版社A社は、小説の著作者で複製権を有するBから出版権の設定を受け、その小説を書籍として出版している。この場合について、著作権法の規定として正しいものはどれか。なお、設定行為に別段の定めはないものとする。
解答と解説を先に見る
正解: 4. Bは、小説の内容が自分の確信に適合しなくなったときは、出版をやめるために、A社に通常生ずべき損害をあらかじめ賠償して、出版権を消滅させることができる
第84条第3項は、複製権等保有者である著作者は、その著作物の内容が自己の確信に適合しなくなったときは、出版行為等を廃絶するために、出版権者に通知して出版権を消滅させることができると定め、ただし、廃絶により出版権者に通常生ずべき損害をあらかじめ賠償しない場合はこの限りでないとしているので、4が正しい。 1は誤り。第87条により、出版権の譲渡には、相手を問わず複製権等保有者の承諾が要る。 2は誤り。同項は著作物の内容が著作者の確信に適合しなくなった場合の規定で、売れ行きを理由に出版権を消滅させる規定はない(出版の義務の違反による消滅は同条第1項・第2項)。 3は誤り。第88条第1項により、出版権の設定は登録しなければ第三者に対抗できない。
根拠・参照資料: 著作権法第84条、第87条、第88条第1項
関連キーワード: 出版権・複製権等保有者・出版権の譲渡・対抗
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