ぴよパスの登録販売者の問題は、3つの分野に分かれています。出題の3分の1を占める主な医薬品とその作用(第3章)から始めるか、医薬品の基礎知識・人体(第1・2章)、薬事法規・安全対策(第4・5章)を章の順に解いてみてください。
本番の形 — 5章の出題数と、ぴよパスの問題数
厚生労働省の「登録販売者試験実施要領」は、5つの試験項目の出題数と配分時間を次のように定めています。章の名前は、出題範囲を決める「試験問題の作成に関する手引き(令和4年3月作成、令和8年4月一部改訂)」の目次の名前にそろえました。令和8年度の試験は、この版の手引きから出題されています。
| 章 | 本番の出題数 | 配分時間 | ぴよパスの分野と問題数 |
|---|---|---|---|
| 第1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識 | 20問 | 40分 | 医薬品の基礎知識・人体 120問(第1・2章) |
| 第2章 人体の働きと医薬品 | 20問 | 40分 | (同上) |
| 第3章 主な医薬品とその作用 | 40問 | 80分 | 主な医薬品とその作用 120問 |
| 第4章 薬事に関する法規と制度 | 20問 | 40分 | 薬事法規・安全対策 120問(第4・5章) |
| 第5章 医薬品の適正使用と安全対策 | 20問 | 40分 | (同上) |
| 合計 | 120問 | 240分 | 360問 |
実際の試験は、240分を120分ずつの2つの部(多くは午前・午後、関西広域連合は前半・後半)に分けて行います。どの章をどちらの部に入れるかは実施する都道府県で違い、令和8年度の首都圏は第1・2・4章と第3・5章、関西広域連合は第1・3章と第2・4・5章でした。受ける地域の受験案内で確かめてください。
合格の基準 — 総出題数の7割と、章ごとの割合
実施要領は、合格を「総出題数に対して7割程度の正答」で、かつ「各試験項目ごとに、都道府県知事が定める一定割合以上の正答」のときとしています。章ごとの割合は都道府県が決めるので、地域によって違います。
| 実施する都道府県(令和8年度) | 総出題数に対して | 章ごとの割合 |
|---|---|---|
| 東京都・神奈川県・千葉県・関西広域連合 | 7割以上(120問中84問以上) | 3割5分(35%)以上 |
| 北海道 | 7割以上 | 4割以上 |
120問中84問を取っても、1つの章で割合に届かなければ不合格です。20問の章で35%なら7問、40%なら8問が最低の線になります。
問題の形 — 5つから1つを選ぶ、組合せの問いが多い
本番はマークシートで、1つの問いに5つの選択肢があり、1つを選びます。令和8年度に首都圏で出た120問を編集部が数えたところ、116問が組合せを選ぶ形でした。多くは記述a〜dのそれぞれの正誤の組合せを選ぶ問いで、正しいもの2つの組合せを選ぶ問いが続きます。どちらも、記述の正誤を1つずつ判断できないと選べません。
ぴよパスの360問も、すべて5つの選択肢から1つを選ぶ形です。
公表されている試験問題と、ぴよパスの予想問題
試験問題と正答は、国ではなく試験を実施した都道府県が公表しています(実施要領は「試験実施後に公表する」としています)。たとえば関西広域連合は令和元〜8年度、東京都と北海道は令和3〜8年度の問題と正答を公式サイトに載せています(2026年10月26日に確認)。都道府県ごとの掲載先は「登録販売者の過去問は無料|公式PDFの入手先」にまとめました。
| 公表された試験問題 | ぴよパスの予想問題 | |
|---|---|---|
| 何がわかるか | 本番の問いの形・組合せの多さ・時間の感覚 | 手引きの論点を、章ごとに繰り返し解く |
| 量 | 1回分が120問 | 3分野360問 |
| 解説 | 正答だけ(解説は無い) | 全問に解説 |
| 手引きの版 | その年度の版。古い年度は今の手引きと答えが合わないことがある | 令和8年4月一部改訂の手引きにもとづく |
公表された1回分で本番の形を確かめ、論点の取りこぼしをぴよパスの解説で埋める、という順番がむだがありません。
例題: ぴよパスの予想問題から2問
例題1(第4章) 医薬品医療機器等法の第4条第5項第4号は、一般用医薬品を「その効能及び効果において人体に対する作用が( )もの」と定めています。( )に入る語句を5つから選ぶ問題です。
答え: 著しくない。「緩和な」は医薬部外品と化粧品の定義(同法第2条第2項・第3項)で使われる語で、一般用医薬品の定義の語ではありません。要指導医薬品の定義でも作用は「著しくない」とされ、薬剤師の対面等(対面か、映像と音声で相手の状態を確かめながら話せる方法など)による情報提供と薬学的知見にもとづく指導が必要なものとして、厚生労働大臣が指定する点が違います。 この問題を解く →
例題2(第1章) 小児への医薬品の使用について、正しいものを5つの記述から選ぶ問題です。
答え: 乳幼児は血液脳関門が十分に発達していないため、医薬品の成分が脳に届きやすく、中枢神経系に影響しやすい。小児は大人に比べて身体の大きさに対して腸が長く、服用した医薬品の吸収率が相対的に高いので、「腸が短く吸収率が低い」という選択肢は逆です。 この問題を解く →
360問の回し方
- 第3章を1周する — 出題の3分の1を占め、成分名と働き・使用上の注意の組み合わせが多いので、最初に全体の量をつかみます。
- 第1・2章、第4・5章を1周する — どの章も足切りがあるので、得意な章だけでは合格できません。章ごとに正答の割合を控えておきます。
- 割合の低い章から解き直す — 間違えた問題の解き直しは、分野ごとにも試験まるごとにも、登録なしで無料で使えます。
- 公表された1回分を240分で解く — 受ける地域の部の組み方に合わせて、120分ずつに分けて解きます。
模擬試験は Premium です
5つの章を本番と同じ配分(20・20・40・20・20問)で並べ、120問を240分で解く模擬試験は Premium(月980円)の機能です。全体の70%と、章ごとの40%を目安に判定するので、どの章が足切りに近いかを1回で確かめられます。章ごとの割合が35%の地域では、本番より少し厳しい目安です。
模擬試験の問題もぴよパスのオリジナル予想問題で、本試験の合否を判定するものではありません。360問の予想問題と解説、間違えた問題の解き直しは、登録しなくても無料のまま使えます。
当サイトの問題について
公開しているのは オリジナルの予想問題 で、本試験の問題や公表されている過去の試験問題を掲載・再現したものではありません。厚生労働省の「試験問題の作成に関する手引き(令和4年3月作成、令和8年4月一部改訂)」と医薬品医療機器等法などの条文をもとに作っています。手引きにない製品の使い方を判断するためのものではありません。
出典
- 厚生労働省「登録販売者試験実施要領」(平成19年8月8日 薬食総発第0808001号 別添)— 試験項目・出題数・配分時間・合格基準・公表
- 厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き(令和4年3月作成、令和8年4月一部改訂)」— 章の名前・出題範囲
- 東京都保健医療局「令和8年度登録販売者試験」— 試験日時・部の組み方・合格基準
- 神奈川県「登録販売者試験」、千葉県「令和8年度登録販売者試験の結果」— 合格基準・公表問題
- 関西広域連合「登録販売者試験」「令和8年度の合格基準」— 公表問題・部の組み方・合格基準
- 北海道「令和8年度登録販売者試験の合格発表」— 合格基準(各項目4割)
- 医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律 第2条第3項・第4条第5項(e-Gov法令検索)
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