- 中国・四国の試験は、午前に第1章・第2章・第4章(法規)、午後に第3章と第5章が出る。北海道・東北、北陸・東海、関西とは順番が違う(首都圏は同じ順)。
- 正答は、広島県が11月13日の合格発表と同時にホームページで公表すると案内している。
- 合格したら、勤め先を所管する県保健所の衛生課で販売従事登録をする。岡山県の手数料は8,030円。
中国・四国の試験は、法規の20問が午前に、第3章の40問が午後に出ます。ぴよパスの登録販売者の薬事法規・安全対策の練習問題で、たとえば一般用医薬品のリスク区分の問題から解いてみてください。午後の第3章は主な医薬品とその作用の練習問題にあり、デキストロメトルファンの問題のように成分の働きを問う形で練習できます。同じく午後に出る第5章は、副作用被害救済制度の対象の問題で確かめられます。
この記事の日付・金額・人数は、岡山県保健医療部医薬安全課の令和8年度登録販売者試験の実施のページ・受験要領(PDF)・令和7年度の合格者発表のページ・販売従事登録のページ、鳥取・島根・広島・山口・香川・愛媛・高知の各県の試験のページ、厚生労働省の登録販売者試験実施状況(令和6年度・令和7年度)で、2026年10月25日に確かめました。令和8年度の人数と合格率は、この日の時点ではまだ発表されていません。
結論: 岡山で受けるときの要点(令和8年度)
| 項目 | 令和8年度の内容 |
|---|---|
| 実施する所 | 岡山県(保健医療部 医薬安全課) |
| 試験日 | 10月8日(木)10時〜15時30分。開場9時・着席9時30分 |
| 会場 | シゲトーアリーナ岡山(岡山市北区いずみ町、岡山県総合グラウンド体育館)。自家用車での来場は禁止 |
| 受験料 | 16,400円(電子申請はクレジットカードか二次元バーコード決済、書面は保健所内のPOSレジで納付) |
| 出願 | 6月29日(月)〜7月10日(金)。オンライン申請か受験申請書の提出 |
| 受験票 | 試験日の2週間前までに郵送 |
| 合格発表 | 11月13日(金)10時。県庁北側の公示板・県内の各保健所に掲示し、医薬安全課のホームページにも掲載 |
| 合格基準 | 令和7年度は総合計70%以上で、1科目でも40%を下回ると不合格(岡山県の発表) |
| 合格率 | 令和7年度36.7%(受験者1,350人・合格者495人)。令和8年度は11月13日に発表 |
| 合格した後 | 勤め先を所管する県保健所の衛生課で販売従事登録。8,030円 |
中国・四国の8県は同じ日・同じ問題
登録販売者試験は、医薬品医療機器等法第36条の8第1項にもとづいて都道府県知事が行う試験です。岡山県の令和8年度のページは「中四国8県(鳥取県・島根県・岡山県・広島県・山口県・香川県・愛媛県・高知県)において、同一試験日、同一試験問題で実施します」と書いています。令和8年度は8県とも10月8日(木)の10時から15時30分までが試験で、合格発表も8県とも11月13日(金)です。
| 県 | 令和8年度の会場 | 受験料 | 出願(令和8年度) | 合格発表(11月13日) |
|---|---|---|---|---|
| 鳥取 | 鳥取市内(受験票で指定) | 14,300円(書面申込の額) | 6月29日〜7月10日。電子申請か書面 | 10時 |
| 島根 | 松江市内(受験通知書で指定) | 14,000円 | 6月26日〜7月10日。願書は薬事衛生課へ(保健所では受け付けない) | 日付だけ公表 |
| 岡山 | シゲトーアリーナ岡山(岡山市北区) | 16,400円 | 6月29日〜7月10日。オンラインか書面 | 10時 |
| 広島 | 広島県立広島産業会館 東展示館・西展示館(広島市南区)。選べない | 15,000円 | 確かめられず(ページから削除済み) | 10時(ホームページは11時以降) |
| 山口 | KDDI維新ホールなど山口市内の4会場。選べない | 14,740円 | 6月29日〜7月10日。願書の提出(郵送は7月10日の消印まで) | 10時 |
| 香川 | 高松センタービル・サン・イレブン高松(高松市) | 15,000円 | 6月29日〜7月10日。郵送・持参かオンライン | 10時 |
| 愛媛 | アイテムえひめ(松山市) | 15,200円(書面の額) | 6月29日〜7月10日。電子申請か書面 | 10時 |
| 高知 | 高知県立県民体育館(高知市) | 15,000円 | 6月29日〜7月10日。電子申請か書面 | 10時 |
受験料は島根県の14,000円から岡山県の16,400円まで、県で2,400円の差があります。鳥取県と愛媛県は、電子申請のときの額がページに書かれていませんでした。出願の期間は、確かめられた6県が6月29日からで、島根県だけ6月26日からと3日早く始まっていました(広島県は出願期間がページから消えていて確かめられず)。四国の徳島県は、試験を関西広域連合が実施しているので、この8県には入りません(令和8年度は8月30日に試験)。
令和8年度の時間割 — 午前に法規、午後に第3章
岡山県の受験要領による出題の順です。鳥取・香川・愛媛・高知も同じ表を載せています。出題の範囲は厚生労働省の「試験問題の作成に関する手引き(令和8年4月)」でした。
| 区分 | 時間 | 出題(問題数) |
|---|---|---|
| 午前の部 | 10時〜12時(120分) | 医薬品に共通する特性と基本的な知識(20問)・人体の働きと医薬品(20問)・薬事に関する法規と制度(20問) |
| 午後の部 | 13時30分〜15時30分(120分) | 主な医薬品とその作用(40問)・医薬品の適正使用と安全対策(20問) |
北海道・東北、北陸・東海、関西広域連合の試験は前半に第3章が来ますが、中国・四国では法規が午前に、第3章の40問が午後に回ります。ほかの地域の過去問で時間配分を練習するときは、章の順番が違う点に気をつけます。
岡山県の受験要領では、遅れて来た人が入れるのは試験開始から60分までで、途中で退室できるのは午後の部の開始から90分たってからです。持ち物は受験票、BかHBの黒鉛筆またはシャープペンシル、消しゴム(どれも貸し出しはない)、時計(携帯電話など通信機能のある時計や音の出る時計は不可)です。試験中は飲食が禁止されていて、昼食は先に用意しておくよう勧めています。
合格発表は11月13日 — 正答と得点の確かめ方
令和8年度の合格発表は8県とも11月13日(金)です。発表のしかたは県によって違います。
| 県 | 合格発表のしかた |
|---|---|
| 岡山 | 10時に県庁北側の公示板と県内の各保健所に掲示し、医薬安全課のホームページにも掲載。合格者に合格証を後日郵送。不合格者に通知はない |
| 広島 | 10時に県庁と各保健所の掲示板に1か月掲示し、ホームページには11時以降に掲載。合格者全員に合格書を送付 |
| 山口 | 10時に県庁本館エントランスホールに掲示し、薬務課のホームページにも掲載。合格証は同じ日から郵送 |
| 香川 | 10時に県庁東館の玄関前に掲示し、ホームページにも掲載。合格者に合格通知書を郵送 |
| 高知 | 10時に県庁本庁舎1階に掲示し、ホームページにも掲載。受験者に合否結果を郵送で通知 |
自己採点に使う正答は、広島県がQ&Aで「合格発表(令和8年 11 月 13 日(金))と同時に、広島県ホームページ上で公表します」と案内しています。8県は同じ問題なので、岡山県で受けた人も広島県の正答を使えます。岡山県は有料で合否を知らせる勧誘はしていないと、広島県は試験当日に合否を電話などで知らせると受け付けている者は県と関係がないと、それぞれ注意を呼びかけています。
岡山県では、希望すれば総得点と科目別の得点を口頭で教えてもらえます。令和8年度は11月13日(金)から12月11日(金)までの8時30分〜17時15分(11月13日は10時から・土日祝日を除く)、県庁5階の医薬安全課です。本人だけに開示され、受験票と本人確認書類を持っていきます。鳥取県・愛媛県・山口県・高知県も、合格発表の日から12月中旬まで得点を開示するとしています。
合格基準と合格率 — 令和7年度は8県とも下がった
岡山県の令和7年度の合格基準は「総合計70%以上かつ各科目40%以上」でした。鳥取県の令和8年度の要領も「合計点が満点の7割以上を合格点とする。ただし、1項目でも得点が4割未満であれば不合格とする」としていて、香川県・愛媛県・山口県・広島県も令和7年度は同じ4割でした。足切りの割合は都道府県によって異なり、東京都や北陸・東海の県は3割5分なので、中国・四国は1つの科目で落とせる点が少なめです。計算すると、20問の科目は8点、主な医薬品とその作用(40問)は16点が最低ラインになります。
厚生労働省の登録販売者試験実施状況による、8県の合格率です。
| 県 | 令和6年度 | 令和7年度 |
|---|---|---|
| 鳥取 | 53.1%(258人中137人) | 36.0%(250人中90人) |
| 島根 | 50.2%(271人中136人) | 44.3%(219人中97人) |
| 岡山 | 51.8%(1,478人中765人) | 36.7%(1,350人中495人) |
| 広島 | 55.9%(1,042人中582人) | 40.0%(1,080人中432人) |
| 山口 | 54.3%(858人中466人) | 42.8%(971人中416人) |
| 香川 | 52.8%(528人中279人) | 36.6%(508人中186人) |
| 愛媛 | 51.8%(647人中335人) | 36.7%(596人中219人) |
| 高知 | 46.6%(395人中184人) | 32.7%(263人中86人) |
令和7年度の8県の数字を足すと、受験者5,237人・合格者2,021人で、合格率は38.6%です(ぴよパスの計算)。令和6年度の8県の合計は52.7%だったので、1年で約14ポイント下がりました。令和7年度の全国の合格率は40.7%です。令和8年度の数字は11月13日に各県が発表します。
岡山県の出願の決まり(令和8年度)
| 項目 | オンライン申請 | 受験申請書の提出 |
|---|---|---|
| 期間 | 6月29日(月)8時30分〜7月10日(金)17時 | 6月29日(月)〜7月10日(金)の平日8時30分〜17時 |
| 出し先 | 岡山県電子申請サービス | 住所地の県保健所(備前・備中・備北・真庭・美作)。岡山市保健所・倉敷市保健所では受け付けない |
| 受験料の納め方 | クレジットカードか二次元バーコード決済で、7月15日までに納付。期日までに納めないと不受理 | 保健所内の食品衛生協会などのPOSレジで納め、納付済証を申請書に貼る |
| 写真 | データを添付 | 縦4.5cm×横3.5cm |
県外に住んでいる人は、原則としてオンライン申請で申し込みます。申し込んだ後は、どんな理由でも受験料は返されません。オンライン申請の「受付完了通知」が届くまでには、申し込みから数日〜5日程度かかるとされています。
過去の問題は、岡山県の「過去の登録販売者試験問題」のページに令和元年度〜令和7年度の7年分(午前の部・午後の部・解答)が載っています。山口県は令和2〜7年度、愛媛県は令和3〜7年の5年分を載せています。ほかの県の入手先は登録販売者の過去問の入手先にまとめています。
合格した後 — 岡山県の販売従事登録
| 項目 | 岡山県の案内 |
|---|---|
| 出す所 | 勤める薬局や店舗の所在地を所管する県保健所の衛生課。岡山市内は備前保健所、倉敷市内は備中保健所(市の保健所では手続きをしない) |
| 手数料 | 8,030円(岡山県収入証紙は令和5年9月末で廃止。収納専用窓口のPOSレジで納付) |
| 主な書類 | 販売従事登録申請書・合格したことを証する書類(原本)・戸籍謄本か抄本、戸籍記載事項証明書、本籍の書かれた住民票の写しなどのいずれか1つ・雇用契約書の写し(原本を持参)か使用関係を証する書類 |
| 部数 | 1部 |
販売従事登録は、最初に働く薬局や店舗のある都道府県に申請し、いくつかの都道府県で登録することはできません。配置販売業の人は、住所地の県保健所の衛生課に出します(住所地が県外なら医薬安全課へ直接)。郵送で出せるかどうかは県のページに書かれていないので、保健所に確かめてください。登録した後に、名簿の登録事項(本籍地の都道府県名・氏名・生年月日・性別)が変わったら、30日以内に変更届を出します(住所は登録事項に入りません)。
管理者になるための実務の数え方は登録販売者 合格後の流れで説明しています。
令和9年度の予定
令和9年度の日程は、2026年10月25日に確かめた範囲では、中国・四国のどの県も出していません。令和8年度は、香川県と高知県が5月22日に案内を公開し、鳥取県は同じ日に公示していました(岡山県のページも5月22日に更新)。試験日は令和7年度が10月21日(火)、令和8年度が10月8日(木)で、8〜9月に試験をする地域より遅い秋の試験です(九州・沖縄はさらに遅い12月)。
秋の試験なので、夏に試験がある地域より勉強の時間を長く取れます。午前の法規と午後の第3章のどちらも4割を割らないように、章ごとに仕上げていきます。
出典
- 岡山県「令和8年度登録販売者試験の実施について」
- 岡山県「令和8年度登録販売者試験受験要領」(PDF)
- 岡山県「令和7年度登録販売者試験の合格者発表について」
- 岡山県「過去の登録販売者試験問題」
- 岡山県「登録販売者試験合格者の販売従事登録について」
- 鳥取県「登録販売者試験実施について」
- 島根県「令和8年度登録販売者試験の実施について」
- 広島県「令和8年度医薬品登録販売者試験の実施について」
- 広島県「令和8年度医薬品登録販売者試験 Q&A」(PDF)
- 山口県「令和8年度登録販売者試験」
- 香川県「令和8年度登録販売者試験の公示」
- 愛媛県「令和8年登録販売者試験の実施について」
- 高知県「令和8年度登録販売者試験について」
- 厚生労働省「令和7年度登録販売者試験実施状況」(PDF)
- 厚生労働省「令和6年度登録販売者試験実施状況」(PDF)
- 厚生労働省「登録販売者試験問題の作成に関する手引き(令和8年4月)」





