危険物乙4の合格発表の日は、全国一律ではありません。受験した都道府県(東京は中央試験センター)と試験日ごとに「合格発表予定日」が決まっています。発表予定日の正午から消防試験研究センターのホームページに合格者の受験番号が掲示され、正式には受験地の支部などでの公示と、合格者への通知で発表されます(危険物の規制に関する規則第58条第1項)。試験結果通知書は、合否にかかわらず受験者全員に送られます。
この記事は、一般財団法人消防試験研究センターの「令和8年度後期 試験日程(危険物取扱者試験)」(令和8年10月20日時点)「危険物取扱者試験合格者受験番号掲示」「よくある質問」「試験の方法」「令和8年度 危険物取扱者試験案内〔東京試験〕」をもとに書いています(2026年10月20日に確認)。
合格発表はいつか(令和8年度後期の予定)
「令和8年度後期 試験日程(危険物取扱者試験)」には、都道府県・試験日ごとに合格発表予定日が載っています。乙4を含む試験216回分(令和8年10月〜令和9年3月)を数えると、次のとおりでした。
| 数えた値 | 試験日から合格発表予定日まで |
|---|---|
| いちばん短い | 10日後 |
| 真ん中の値 | 19日後 |
| いちばん長い | 36日後 |
| 21日後までに発表される試験の割合 | 7割弱(216回のうち146回) |
主な都道府県の、令和8年10月21日〜12月31日の乙4の試験と合格発表予定日です(同じ一覧から抜き出し)。
| 都道府県 | 試験日 → 合格発表予定日 |
|---|---|
| 東京都 | 10/25(日)→ 11/5(木)、11/3(火)→ 11/13(金)、11/8(日)→ 11/18(水)(三宅島の島しょ地域試験)、11/23(月)→ 12/7(月)、11/29(日)→ 12/10(木)、12/8(火)→ 12/18(金)、12/13(日)→ 12/23(水)、12/20(日)→ 1/5(火) |
| 神奈川県 | 10/25(日)→ 11/12(木)、12/6(日)→ 12/23(水) |
| 千葉県 | 11/15(日)→ 12/3(木)、11/21(土)→ 12/10(木)、12/5(土)→ 12/23(水) |
| 埼玉県 | 12/6(日)→ 1/6(水)、12/13(日)→ 1/6(水) |
| 愛知県 | 11/22(日)→ 12/16(水)、11/29(日)→ 12/16(水)、12/20(日)→ 1/13(水) |
| 大阪府 | 11/28(土)→ 12/23(水) |
| 福岡県 | 10/25(日)→ 11/30(月)、11/1(日)→ 11/30(月) |
| 北海道 | 11/15(日)→ 12/3(木)、12/20(日)→ 1/13(水) |
一覧には「合格発表予定日は、日にちが前後する場合があります」という注意もあります。試験日程は変わることがあり、変更はホームページに載ります。受ける試験の発表予定日は、消防試験研究センターの「試験日程[全国一覧]」で確かめてください。試験の日程と申込みは 危険物乙4の申込み で整理しています。
合格発表の確かめ方
| 方法 | 内容 |
|---|---|
| 受験地の支部などでの公示 | 発表予定日に、支部の窓口や掲示板などに合格者の受験番号を公示する(法令に基づく正式な発表。合格者への通知とあわせて) |
| ホームページの掲示 | 発表予定日の正午から、合格者の受験番号を掲示する(受験者サービス) |
| 試験結果通知書 | 合否にかかわらず、受験者全員に郵送する |
ホームページの掲示は、「合格発表」のページから受験地の都道府県を選んで見ます。正午はアクセスが集中して表示できないことがあり、時間をおいても表示が変わらないときは、再読み込みの操作をするよう案内されています。東京都の試験案内には、受験票(控)が合格発表の確認に必要だと書かれているので、試験の後も受験票(書面申請は受験票(控)、電子申請は自分で印刷した受験票)を手元に残しておきます。
注意したいのは次の点です。
- 試験結果の合否の問い合わせには、一切応じていません。
- 試験会場の近くで、電話での合格発表を有料で受け付けるサービスがあることがありますが、消防試験研究センターとは関係ありません。
- 試験結果通知書は、地域によって差はあるものの、発表から2〜3日後には届くようにしていると案内されています(よくある質問)。東京都では、合格発表から7日が過ぎても届かない場合は中央試験センターに問い合わせます。
試験当日の持ち物と流れは 危険物乙4 試験当日の流れと持ち物 で整理しています。
合格の基準
甲種・乙種・丙種とも、試験科目ごとの成績がそれぞれ60%以上で合格です(消防試験研究センター「試験の方法」)。乙4(科目免除なし)では次のようになります。
| 試験科目 | 問題数 | 合格に必要な正解数(60%以上) |
|---|---|---|
| 危険物に関する法令 | 15問 | 9問以上 |
| 基礎的な物理学及び基礎的な化学 | 10問 | 6問以上 |
| 危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法 | 10問 | 6問以上 |
合計点が高くても、1科目でも60%に届かなければ合格になりません。科目ごとの考え方は 危険物乙4の合格基準 で整理しています。
合格したら:免状の交付申請
試験に合格しただけでは、危険物取扱者になりません。免状は、試験に合格した人に都道府県知事が交付します(消防法第13条の2第3項)。東京都の試験案内では、試験当日に免状申請用の書類一式を入れた封筒が配られ、合格者には試験結果通知書とあわせて免状交付申請書が郵送されます。免状の交付には、1種類ごとに免状交付申請手数料がかかります。
申請の流れと、免状が届くまでの日数は 危険物乙4 合格後の手続き で整理しています。製造所等で危険物の取扱作業に従事するようになったら、保安講習の受講も必要です(消防法第13条の23)。
不合格だったら:次の試験の申込み
不合格だった場合は、次の試験にあらためて申し込みます。試験日程と受付期間は支部ごとに違い、東京都(中央試験センター)では乙4の試験が月に複数回あります。同じ試験日に同じ種類の試験を2回以上受けることはできません(消防試験研究センター「危険物取扱者試験」)。
取り違えやすい点
| 文 | 正誤 | 根拠 |
|---|---|---|
| 危険物乙4の合格発表は、全国どこでも試験日の2週間後と決まっている | 誤り | 都道府県と試験日ごとに合格発表予定日が決まっている(令和8年度後期の予定では10〜36日後) |
| ホームページの掲示が、法令に基づく正式な合格発表である | 誤り | 正式には受験番号の公示と合格者への通知(危険物の規制に関する規則第58条第1項)。ホームページは受験者サービス |
| 試験結果通知書は、合格者にだけ送られる | 誤り | 合否にかかわらず受験者に送られる |
| 35問のうち21問以上正解していれば、科目の内訳に関係なく合格する | 誤り | 試験科目ごとにそれぞれ60%以上が必要 |
| 合否は電話で問い合わせれば教えてもらえる | 誤り | 合否の問い合わせには一切応じていない |
ぴよパスのオリジナル予想問題で、合格した後に関わる免状と講習の決まりを確かめられます。
出典
- 一般財団法人消防試験研究センター「令和8年度後期 試験日程(危険物取扱者試験)」(令和8年10月20日時点。「試験日程[全国一覧]」からダウンロード)
- 同「危険物取扱者試験合格者受験番号掲示」(https://www.shoubo-shiken.or.jp/info/pass_k.html )、「よくある質問」(https://www.shoubo-shiken.or.jp/faq/index_kiken.html )、「試験の方法」(https://www.shoubo-shiken.or.jp/kikenbutsu/annai/way.html )、「危険物取扱者試験」(https://www.shoubo-shiken.or.jp/kikenbutsu/ )
- 同 中央試験センター「令和8年度 危険物取扱者試験案内〔東京試験〕」(合格発表・合格後の免状交付申請の手続き)
- 消防法 第13条の2・第13条の23(e-Gov法令検索・2025年6月1日施行の版)、危険物の規制に関する規則 第58条(同・2026年6月30日施行の版)
- いずれも2026年10月20日に確認
当サイトの問題は危険物取扱者試験の問題ではありません。法令をもとに独自に作った練習問題です。消防試験研究センターとは関係ありません。










