銀行業務検定試験 財務3級 損益計算書・製造原価・仕訳 練習問題 第25問: 製造業の融資先D社の当期の資料(単位:千円)は次のとおりである。期首と期末に仕掛品と製品の在庫はなく、材料費は当期に消費した額である。D社の損益計算書の売上総利
製造業の融資先D社の当期の資料(単位:千円)は次のとおりである。期首と期末に仕掛品と製品の在庫はなく、材料費は当期に消費した額である。D社の損益計算書の売上総利益の額として、最も適切なものはどれか。 ・売上高 200,000 ・材料費 70,000 ・工場の従業員の給料 30,000 ・工場の機械の減価償却費 10,000 ・本社の従業員の給料 25,000 ・本社の建物の減価償却費 4,000 ・製品の発送運賃 6,000
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 3. 90,000千円
「90,000千円」が適切です。原価計算基準は、製品に集計した製造原価を製品原価とし、販売費及び一般管理費は期間原価として当期の売上高に対応させるとしています。
工場で生じた材料費・給料・減価償却費が製造原価で、在庫がないので当期製品製造原価がそのまま売上原価になります。売上原価=70,000+30,000+10,000=110,000、売上総利益=200,000−110,000=90,000です。
本社の給料と減価償却費、出荷運送費にあたる発送運賃は販売費及び一般管理費です。「55,000千円」は販売費及び一般管理費35,000(25,000+4,000+6,000)まで引いた営業利益です。
「61,000千円」は本社の給料と減価償却費も原価に入れた値、「84,000千円」は発送運賃を原価に入れた値、「75,000千円」は給料を全部原価に入れ、減価償却費を全部販売費及び一般管理費にした値(200,000−125,000)です。融資の担当者は、工場と本社の費用の振り分けが期によって変わると粗利率が動くことに注意します。
関連キーワード: 売上総利益・製造原価・期間原価・販売費及び一般管理費
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