銀行業務検定試験 相続アドバイザー3級 相続の開始と相続人 練習問題 第22問: 次のア・イの記述について、正誤の組合せとして最も適切なものはどれか。 ア 失踪者が生存することの証明があったときは、家庭裁判所は、本人又は利害関係人の請求により
相続の開始と相続人
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第22問
次のア・イの記述について、正誤の組合せとして最も適切なものはどれか。 ア 失踪者が生存することの証明があったときは、家庭裁判所は、本人又は利害関係人の請求により失踪の宣告を取り消さなければならないが、その取消しは、失踪の宣告後その取消し前に善意でした行為の効力に影響を及ぼさない。 イ 失踪者の生存を知らずに、失踪の宣告による相続で財産を得た者は、失踪の宣告が取り消されると権利を失い、受け取った財産の全部に利息を付して返還しなければならない。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 2. ア:正 イ:誤
正誤の組合せは「ア:正 イ:誤」です。アは正しい記述です。
民法第32条第1項により、失踪者が生存することの証明があったときは、家庭裁判所は本人又は利害関係人の請求により失踪の宣告を取り消さなければならず、その取消しは、宣告後取消し前に善意でした行為の効力に影響を及ぼしません。イは誤りです。
同条第2項により、失踪の宣告によって財産を得た者は取消しによって権利を失いますが、返還する義務は現に利益を受けている限度に限られ、受け取った財産の全部に利息を付けて返す必要はありません。失踪の宣告で相続した財産は、宣告が取り消されると現に残っている利益の範囲で返還の対象になる点を押さえましょう。
根拠・参照資料: 民法第32条
関連キーワード: 失踪の宣告・失踪の宣告の取消し・現存利益
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