ビジネス著作権検定 保護期間・権利の変動・登録 練習問題 第14問: 小説家Aが、自作の小説の著作権のうち複製権だけを出版社Bに譲渡し、ほかの権利は自分に残した。この場合について、正しいものはどれか。
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中級推定正答率 約 55%
小説家Aが、自作の小説の著作権のうち複製権だけを出版社Bに譲渡し、ほかの権利は自分に残した。この場合について、正しいものはどれか。
解答と解説を先に見る
正解: 1. Bが印刷したこの小説の本を一般の読者に販売するには、Aの許諾も得る必要がある
第61条第1項により著作権は一部を譲渡することもでき、複製権(第21条)だけを譲渡すると、譲渡権(第26条の2)や公衆送信権(第23条)はAに残る。印刷した本を一般の読者に販売することは、複製物の譲渡により公衆に提供することにあたるので、BはAの許諾も得る必要があり、1が正しい。 2は誤り。録音は複製にあたり(第2条第1項第15号)、公衆に向けた朗読でもないので、複製権を持つBはAの許諾なく録音できる。 3は誤り。電子書籍の配信は公衆送信にあたり、Aの許諾が要る。 4は誤り。譲渡権者の許諾を得て公衆に譲渡された複製物には、その後の譲渡について譲渡権が及ばない(第26条の2第2項第1号)。
根拠・参照資料: 著作権法第61条第1項/著作権法第21条/著作権法第26条の2/著作権法第23条第1項
関連キーワード: 著作権・譲渡・複製権・譲渡権・公衆送信
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