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【語呂合わせ15選】第二種衛生管理者の暗記法まとめ|数値と用語をスッキリ記憶

ぴよパス編集部9分で読めます
目次

この記事で分かること

  • 第二種衛生管理者の3科目にまたがる重要暗記項目15選の語呂合わせ
  • 選任人数・健康診断・WBGTなど数値系の効率的な覚え方
  • メンタルヘルスの4つのケア・消化酵素など用語系の整理術
  • 語呂合わせを問題演習につなげる使い方

なぜ衛生管理者試験に語呂合わせが効くのか

第二種衛生管理者試験は3科目30問のマークシート式です。出題の核心は数値・法定期間・臓器名・酵素名など「正確に覚えていないと選択肢を絞れない」知識です。

闇雲にテキストを読み返すより、語呂合わせを使って「引き出しのラベル」を作るほうが記憶の定着速度が上がります。特に次の3タイプの暗記項目は語呂との相性が抜群です。

  • 数値の境界値: 選任人数・健診頻度・作業時間の上限など
  • セットで覚えるリスト: WBGTの構成要素・メンタルヘルスの4ケアなど
  • ペアで混同しやすい項目: ホルモンと分泌臓器・動脈血と静脈血など

以下、3科目の順番に沿って語呂合わせを紹介します。


関係法令の語呂合わせ(5選)

関係法令の練習問題はこちら → 第二種衛生管理者 関係法令

語呂1: 衛生管理者の選任人数「5・2・5・1・2・3で人数が増える」

衛生管理者の選任人数は労働者数に応じて6段階で決まります。

常時使用する労働者数選任すべき衛生管理者数
50人以上200人以下1人以上
200人超500人以下2人以上
500人超1,000人以下3人以上
1,000人超2,000人以下4人以上
2,000人超3,000人以下5人以上
3,000人超6人以上

語呂: 「ゴー(50)に一人、兄さん(200)超えて二人、こっち(500)超えて三人」

最初の3段階(50人・200人超・500人超)が試験で特に問われます。「ゴーに一人→兄さん超えて二人→こっち超えて三人」と3回唱えて定着させましょう。

⚠ 注意: 選任後は14日以内に所轄労働基準監督署長に届け出ることもセットで覚えておきましょう。


語呂2: 衛生委員会の設置要件「50人以上でいつも開く」

衛生委員会は常時50人以上の労働者を使用する事業場に設置義務があります。開催頻度は毎月1回以上です。

語呂: 「ゴー(50)人集まったら、毎月(月1)委員会」

「50人集まったら月1で集まって話し合う」とイメージすると、設置要件と開催頻度を同時に覚えられます。


語呂3: 産業医の専属要件「千人超えたら専属」

産業医が専属でなければならない事業場は常時1,000人以上の労働者を使用する場合(および有害業務に500人以上が従事する場合)です。

語呂: 「千(1,000)を超えたら専属で付く、産業医」

第二種試験では有害業務は問われないため、まず「1,000人超=専属」だけ押さえれば十分です。


語呂4: 一般健康診断の3種類「雇・定・特(こ・てい・とく)で健診」

一般健康診断の種類と実施タイミングは以下のとおりです。

種類実施タイミング
雇入時健康診断雇い入れの際
定期健康診断1年以内ごとに1回(定期)
特定業務従事者健康診断配置替えの際 + 6か月以内ごとに1回

語呂: 「こ(雇入時)・てい(定期)・とく(特定業務)」の3つを健診の3兄弟と覚える

「3兄弟のうち末弟の特定業務だけ6か月に1回と間隔が短い」と記憶すると、頻度の違いまで覚えられます。


語呂5: ストレスチェック制度の実施義務「50人でストレスを測る」

ストレスチェック制度は常時50人以上の労働者を使用する事業場に実施義務があります(50人未満は努力義務)。実施頻度は1年以内ごとに1回です。

語呂: 「ゴー(50)人いたら年1でストレスチェック、小さい事業場は努力次第」

「50人」は衛生管理者の選任義務・衛生委員会の設置義務・ストレスチェックの義務と、同じ境界値を共有します。「50人ラインを超えたら法令義務が一気に増える」と覚えると3つまとめて定着します。


労働衛生の語呂合わせ(5選)

労働衛生の練習問題はこちら → 第二種衛生管理者 労働衛生

語呂6: WBGTの3要素「乾・湿・黒(かん・しつ・くろ)の3温度」

WBGT(湿球黒球温度)は温熱環境を評価する指標で、次の3つの温度から計算されます。

要素温度の種類
W (Wet)湿球温度
B (Black Globe)黒球温度
G (Globe)黒球温度(B と同義)
T (Temperature)乾球温度

屋外の計算式は WBGT=0.7×湿球温度+0.2×黒球温度+0.1×乾球温度 です。

語呂: 「なな(0.7)割湿球、に(0.2)割黒球、いち(0.1)割乾球」

「湿球が一番ウェイトが大きい(0.7)」という点だけ覚えれば、係数の大小関係で他の2つを推測できます。屋内では乾球を省いた2要素計算(WBGT=0.7×湿球+0.3×黒球)になることも合わせて確認しましょう。


語呂7: 温熱4要素「気・湿・輻・気(き・しつ・ふく・き)で体感温度が決まる」

温熱環境を構成する4要素を混同する受験者が多い項目です。

  • 気温(乾球温度)
  • 湿度
  • ふく射熱(放射熱)
  • 気流(風速)

語呂: 「気(気温)・しつ(湿度)・ふく(ふく射熱)・き(気流)の4拍子で暑さを感じる」

「き・しつ・ふく・き」と4拍子でリズムよく唱えると、本番でも即座に思い出せます。


語呂8: メンタルヘルスの4つのケア「セ・ラ・産・外(せ・ら・さん・がい)」

厚生労働省が示す職場のメンタルヘルス対策では4つのケアを柱としています。

ケアの種類担い手
セルフケア労働者自身
ラインによるケア管理監督者(ライン)
産業保健スタッフ等によるケア産業医・衛生管理者など
外部EAP等によるケア外部の専門機関

語呂: 「セルフで(自分で)、ラインに(上司に)、産業(産業医に)、外(外部機関に)と4段階で相談できる」

「セ・ラ・産・外」の4文字を順番に言えるようにするだけで、本番の選択肢を即チェックできます。「全部で4種類」という個数も語呂でカバーできます。


語呂9: VDT作業の連続作業時間「1時間作業して10〜15分休む」

VDT(ディスプレイ)作業の衛生基準では次のルールが定められています。

  • 1連続作業時間: 1時間以内
  • 作業休止時間(休憩): 10〜15分

語呂: 「ひと(1)仕事したら、じゅう(10)〜じゅうご(15)分は画面から目を離す」

試験では「30分以内」「45分以内」「5分以上」などの誤った数値が選択肢に登場します。「1時間作業→10〜15分休憩」という正しいセットをしっかり固定しましょう。


語呂10: 食中毒3分類「細・ウイ・自(さい・うい・じ)の3種類」

食中毒の分類は大きく3種類に分けて覚えると整理しやすくなります。

分類代表例
細菌性食中毒サルモネラ・腸炎ビブリオ・黄色ブドウ球菌
ウイルス性食中毒ノロウイルス
自然毒食中毒フグ(テトロドトキシン)・毒キノコ

語呂: 「さい(細菌)・うい(ウイルス)・じ(自然毒)の3文字セットで食中毒を制する」

「サルモネラは感染型(菌が腸内で増殖)」「黄色ブドウ球菌は毒素型(毒素を先に作る)」という細菌性の内部分類も試験に出るため、細菌性の中でさらに「感染型と毒素型」のペアを意識しましょう。


労働生理の語呂合わせ(5選)

労働生理の練習問題はこちら → 第二種衛生管理者 労働生理

語呂11: 血液循環の流れ「左室→全身→右房→右室→肺→左房→左室」

体循環と肺循環を混同する受験者が非常に多い項目です。

体循環: 左心室 → 大動脈 → 全身 → 大静脈 → 右心房 肺循環: 右心室 → 肺動脈 → 肺 → 肺静脈 → 左心房

語呂: 「左(左心室)から出て全身をめぐり右(右心房)へ戻る=体循環、右(右心室)から出て肺をめぐり左(左心房)へ戻る=肺循環」

「体循環は左室スタート・右房ゴール」「肺循環は右室スタート・左房ゴール」と左右をセットで覚えると、試験で「左心室から肺に行く」という誤った選択肢を即座に排除できます。


語呂12: 動脈血と静脈血の区別「動いてる(動脈血)ほうが酸素豊富」

  • 動脈血: 酸素を多く含む(鮮紅色)
  • 静脈血: 二酸化炭素を多く含む(暗赤色)

注意点: 肺静脈には動脈血が、肺動脈には静脈血が流れます(血管の名前と血液の種類が逆になる)。

語呂: 「肺の静脈は動脈血、肺の動脈は静脈血、名前と中身は逆さま」

「肺だけは逆」と一言覚えておくだけで、試験の引っかけ選択肢を見抜けます。


語呂13: 膵臓のホルモン「AはAがる(上がる)、BはBっこりさがる」

膵臓のランゲルハンス島から分泌されるホルモンは2種類です。

細胞ホルモン血糖値への作用
A細胞グルカゴン血糖値を上げる
B細胞インスリン血糖値を下げる

語呂: 「A細胞のグルカゴンは血糖をあ(A)げる、B細胞のインスリンは血糖をさ(下)げる」

試験では「インスリンが血糖値を上昇させる」などの真逆の選択肢が登場します。「BはBっこりさがる(インスリン=血糖値を下げる)」のイメージで記憶を固定しましょう。


語呂14: 副腎の2層構造「皮(皮質)でコルチゾール、髄(髄質)でアドレナリン」

副腎はホルモン分泌で頻出の臓器です。

部位主なホルモン主な働き
副腎皮質コルチゾール(糖質コルチコイド)血糖値を上げる・炎症を抑える
副腎髄質アドレナリン心拍数・血圧を上げる・血糖上昇

語呂: 「皮(副腎皮質)でコル(コルチゾール)を作り、芯(髄質)からアドレナリンが噴き出る」

「皮質と髄質でホルモンが違う」という点が試験の定番問題です。「副腎皮質→コルチゾール」「副腎髄質→アドレナリン」のペアを丸ごと覚えましょう。


語呂15: 消化酵素の対応関係「サ・タ・リ(さ・た・り)で3大栄養素を分解」

消化酵素と分解する栄養素の対応は混同しやすいため、表で整理してから語呂で固めます。

消化酵素分解する栄養素
アミラーゼ(唾液・膵液)デンプン(糖質)
プロテアーゼ系(ペプシン・トリプシンなど)タンパク質
リパーゼ脂質(脂肪)

語呂: 「ア(アミラーゼ)でデンプン、プロ(プロテアーゼ)でタンパク、リ(リパーゼ)で脂質、サ・タ・リの3大栄養素を消化する」

「アミラーゼはでんぷんをア(アミラーゼ)っという間に分解する」というイメージを足すと、特にアミラーゼの対応がぶれなくなります。


語呂合わせを問題演習につなげる使い方

語呂合わせで知識の「引き出し」を作ったら、次のステップとして問題演習で「引き出しを開く練習」をすることが大切です。

ステップ1: 語呂合わせで頭に入れる(5分)

上記の語呂を対象テーマのテキスト読後すぐに唱える。まだ問題は解かない。

ステップ2: 練習問題を3〜5問解く(10〜15分)

語呂で覚えた知識がどのように問われるかを体感する。「語呂では分かったのに問題では迷う」という経験は成長のサインです。

ステップ3: 間違えた問題だけ語呂に戻る(5分)

誤答した問題の知識に対応する語呂を再確認し、何が不足していたかを特定する。

このサイクルを1テーマ(例: 「選任人数」)あたり20〜30分かけて完了させると、試験3週間前には主要暗記項目をほぼ固められます。


まとめ: 語呂合わせ15選の早見表

語呂番号テーマキーワード
語呂1衛生管理者の選任人数ゴーに一人、兄さん超えて二人
語呂2衛生委員会の設置・開催50人で月1開催
語呂3産業医の専属要件千を超えたら専属
語呂4健康診断の3種類こ・てい・とく
語呂5ストレスチェック義務50人で年1回
語呂6WBGTの係数なな・に・いち
語呂7温熱4要素き・しつ・ふく・き
語呂8メンタルヘルス4ケアセ・ラ・産・外
語呂9VDT連続作業時間1時間→10〜15分休憩
語呂10食中毒の3分類さい・うい・じ
語呂11血液循環の流れ体循環は左から右へ
語呂12動脈血と静脈血肺だけは逆
語呂13膵臓ホルモンAはAがる、BはさBがる
語呂14副腎のホルモン皮でコル、髄からアドレナリン
語呂15消化酵素ア・プロ・リ でサ・タ・リ

語呂合わせはあくまで「覚えるための道具」です。早見表を手元において問題演習を繰り返すことで、試験本番では語呂を思い出さなくても自然に正解を選べるようになります。


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この記事について

執筆: ぴよパス編集部

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※本記事の内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の結果を保証するものではありません。最新の試験情報は各試験の公式サイトでご確認ください。

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