ビジネス実務法務検定試験2級 企業取引・契約にかかわる法務 練習問題 第24問: 賃借人が賃貸人の承諾を得て賃借物を転貸した場合について、民法第613条の定めとして正しいものはどれか。なお、賃借人に債務の不履行はないものとする。
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賃借人が賃貸人の承諾を得て賃借物を転貸した場合について、民法第613条の定めとして正しいものはどれか。なお、賃借人に債務の不履行はないものとする。
解答と解説を先に見る
正解: 1. 転借人は、転貸人に賃料を前払していたとしても、その前払をもって賃貸人に対抗することができない。
正解は1つ目です。第613条第1項は、適法な転貸があったときは、転借人が賃借人の債務の範囲を限度として賃貸人に転貸借に基づく債務を直接履行する義務を負うとし、この場合に賃料の前払をもって賃貸人に対抗することができないと定めています。2はこの直接の義務を否定している点で誤りです。3は同条第3項に反し、賃貸人は合意解除を転借人に対抗できません (解除の当時に債務不履行による解除権を有していたときは別です)。4は同条第2項に反し、賃貸人は賃借人に対しても権利を行使できます。
根拠・参照資料: 民法第613条
関連キーワード: 転貸・転借人・賃料の前払・合意解除
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