技術士 第一次試験 専門科目 機械部門 流体工学 練習問題 第6問: 内径20 mm、長さ100 mの水平な円管内を、水が平均流速0.080 m/sで流れている。水の動粘度を1.0×10⁻⁶ m²/s、重力加速度を9.8 m/s²
内径20 mm、長さ100 mの水平な円管内を、水が平均流速0.080 m/sで流れている。水の動粘度を1.0×10⁻⁶ m²/s、重力加速度を9.8 m/s²とし、流れは層流で、管の入口付近で速度分布が変わっていく区間の影響は無視できるものとする。管摩擦による損失ヘッドに最も近い値はどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 2. 0.0653 m
損失ヘッドは約0.0653 mです。直管の摩擦による損失ヘッドは、管摩擦係数λ・管の長さLと内径Dの比・速度ヘッドV²/2gの積で表されます(DOE Fundamentals Handbook Thermodynamics, Heat Transfer, and Fluid Flow Vol.3 Head Loss の Darcy's Equation 式3-14)。
円管の層流ではλ=64/Reです。
Re=VD/ν=0.080×0.020÷(1.0×10⁻⁶)=1 600
λ=64÷1 600=0.040
h=λ(L/D)V²/2g=0.040×(100÷0.020)×0.080²÷19.6≒0.0653 m
ハーゲン・ポアズイユの式h=32νLV/(gD²)でも0.0653 mです。「1.28 m」は2gで割り忘れた値、「0.261 m」は内径の代わりに半径を使った値、「0.131 m」は2gでなくgで割った値、「0.0163 m」は層流のλを16/Reとした値です。
円管の層流の管摩擦係数はλ=64/Reで、損失ヘッドはダルシー・ワイスバッハの式λ(L/D)V²/2gで求めます。
関連キーワード: ダルシー・ワイスバッハの式・管摩擦係数・層流・損失ヘッド・ハーゲン・ポアズイユ
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