技術士 第一次試験 専門科目 機械部門 流体工学 練習問題 第5問: 内径30 mmの円管内を、平均流速0.16 m/sで水が流れている。水の密度を1.0×10³ kg/m³、粘度(粘性係数)を1.2×10⁻³ Pa·sとする。臨
内径30 mmの円管内を、平均流速0.16 m/sで水が流れている。水の密度を1.0×10³ kg/m³、粘度(粘性係数)を1.2×10⁻³ Pa·sとする。臨界レイノルズ数を2 300とし、レイノルズ数がこれより小さければ層流、大きければ乱流と判定するとき、この流れのレイノルズ数Reと流れの状態の組合せとして、最も適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 1. Re=4 000、乱流
レイノルズ数は4 000で、流れは乱流です。円管の流れでは、内径Dを代表長さとしてRe=ρVD/μで、慣性力と粘性力の比を表す無次元数です(NASA Glenn Research Center: Reynolds Number、DOE Fundamentals Handbook Thermodynamics, Heat Transfer, and Fluid Flow Vol.3 Laminar and Turbulent Flow 式3-7)。
Re=1.0×10³×0.16×0.030÷(1.2×10⁻³)=4 000
ν=μ/ρ=1.2×10⁻⁶ m²/sでRe=VD/νとしても4 000です。臨界レイノルズ数2 300より大きいので乱流と判定します。
「Re=2 000」は内径の代わりに半径15 mmを、「Re=1 000」は水力半径D/4を使った値、「Re=4.0」は粘度を動粘度とみなして密度を落とした値、「Re=4.0×10⁶」は内径30 mmをmに直さずに入れた値です。円管のレイノルズ数はRe=ρVD/μ=VD/νで、代表長さには内径を使います。
関連キーワード: レイノルズ数・層流・乱流・動粘度・粘度
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