技術士 第一次試験 専門科目 機械部門 流体工学 練習問題 第4問: 空気の流れの中にピトー静圧管を置き、全圧と静圧の差を水を入れたU字管マノメータで測ったところ、水柱の高さの差は30 mmであった。空気の密度を1.2 kg/m³
専門科目 機械部門 流体工学
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第4問
空気の流れの中にピトー静圧管を置き、全圧と静圧の差を水を入れたU字管マノメータで測ったところ、水柱の高さの差は30 mmであった。空気の密度を1.2 kg/m³、水の密度を1.0×10³ kg/m³、重力加速度を9.8 m/s²とし、空気は非圧縮とみなして、マノメータ内の空気柱の重さは無視する。空気の流速に最も近い値はどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 4. 22.1 m/s
空気の流速は約22.1 m/sです。非圧縮の流れでは静圧と動圧(密度×速度の2乗÷2)の和が全圧で一定になり、ピトー静圧管は全圧と静圧を測ってこの関係から速度を求めます(NASA Glenn Research Center: Bernoulli's Equation)。
全圧と静圧の差が動圧½ρaV²で、これを水柱の高さhで測っています。
Δp=ρwgh=1.0×10³×9.8×0.030=294 Pa
V=√(2Δp/ρa)=√(2×294÷1.2)=√490≒22.1 m/s
水柱30 mmを空気柱の高さに直したH=0.030×1.0×10³÷1.2=25 mでV=√(2gH)としても一致します。「700 m/s」は30 mmをmに直さずに入れた値、「15.7 m/s」は動圧の½を落とした値、「7.07 m/s」は圧力差にgを掛け忘れた値、「0.767 m/s」は空気の代わりに水の密度で割った値です。
ピトー静圧管の差圧は動圧½ρV²で、速度は流れている空気の密度でV=√(2Δp/ρa)と求めます。
関連キーワード: ピトー静圧管・動圧・ベルヌーイの定理・マノメータ
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