技術士 第一次試験 専門科目 機械部門 流体工学 練習問題 第3問: 水面の高さが一定に保たれた大きな水槽の側壁に、直径20 mmの小さな円形の穴(オリフィス)がある。水面は水槽の底から3.0 m、穴の中心は底から0.50 mの高
水面の高さが一定に保たれた大きな水槽の側壁に、直径20 mmの小さな円形の穴(オリフィス)がある。水面は水槽の底から3.0 m、穴の中心は底から0.50 mの高さにある。流量係数を0.60、重力加速度を9.8 m/s²とし、水面と噴流の圧力はともに大気圧とする。穴から流れ出る水の流量に最も近い値はどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 4. 1.32 L/s
流量は約1.32 L/sです。損失がなければ、位置・速度・圧力の各ヘッドの和(全ヘッド)が一定です(ベルヌーイの定理。DOE Fundamentals Handbook Thermodynamics, Heat Transfer, and Fluid Flow Vol.3 Bernoulli's Equation)。
水面(速度0)と穴の出口はともに大気圧なので、穴の中心から水面までの高さH=3.0−0.50=2.5 mが速度ヘッドになります。
v=√(2gH)=√(2×9.8×2.5)=7.0 m/s
A=π×0.020²÷4=3.14×10⁻⁴ m²
Q=CAv=0.60×3.14×10⁻⁴×7.0≒1.32×10⁻³ m³/s
v²/2g=2.5 mがHと一致します。「1.45 L/s」と「0.590 L/s」は底からの高さ3.0 m・0.50 mをヘッドとした値、「0.933 L/s」はv=√(gH)とした値、「0.330 L/s」は半径10 mmをπd²/4のdに入れた値です。
小さな穴からの流出速度は、穴の中心から水面までの高さHでv=√(2gH)、流量はQ=CAvです。
関連キーワード: オリフィス・トリチェリの定理・ベルヌーイの定理・流量係数
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