技術士 第一次試験 専門科目 機械部門 流体工学 練習問題 第2問: 幅2.0 mの長方形の鉛直な水門が、片側だけで水を受けている。水門の下端は水底にあり、水深は3.0 mで、水門は水面から水底までをふさいでいる。水の密度を1.0
幅2.0 mの長方形の鉛直な水門が、片側だけで水を受けている。水門の下端は水底にあり、水深は3.0 mで、水門は水面から水底までをふさいでいる。水の密度を1.0×10³ kg/m³、重力加速度を9.8 m/s²とし、大気圧は水門の両側で打ち消し合うものとする。水門が水から受ける水平方向の全圧力の大きさに最も近い値はどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 5. 88.2 kN
全圧力は約88.2 kNです。水中の深さyの点のゲージ圧はp=ρgyで、深さに比例します(DOE Fundamentals Handbook Thermodynamics, Heat Transfer, and Fluid Flow Vol.3 Relationship Between Depth and Pressure)。
全圧力はこれを面積で積分した値で、図心の深さh_Gの圧力に面積Aを掛けた値です。
h_G=3.0÷2=1.5 m、A=2.0×3.0=6.0 m²
F=ρg h_G A=1.0×10³×9.8×1.5×6.0=8.82×10⁴ N
水面で0、水底でρgH=2.94×10⁴ Paの三角形の分布の面積4.41×10⁴ N/mに幅2.0 mを掛けても同じです。「58.8 kN」は圧力中心の水底からの高さH/3を深さとした値、「44.1 kN」は幅1 mあたりの値、「29.4 kN」は図心の圧力に幅だけを掛けた値、「9.00 kN」はgを掛け忘れた値です。
平面の全圧力は図心の深さの圧力×面積のρgh_GAで、鉛直や傾いた平面では作用点(圧力中心)が図心より深くなります。
関連キーワード: 静水圧・全圧力・図心・圧力中心・水門
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