技術士 第一次試験 専門科目 機械部門 流体工学 練習問題 第1問: 水平に置いた水の管路の2点を、水銀を入れたU字管マノメータでつないだ。水銀面より上の部分と連結管は水で満たされている。水が流れているとき、U字管の一方の水銀面は
水平に置いた水の管路の2点を、水銀を入れたU字管マノメータでつないだ。水銀面より上の部分と連結管は水で満たされている。水が流れているとき、U字管の一方の水銀面は流れがないときの位置から75 mm下がり、他方は75 mm上がった。水の密度を1.0×10³ kg/m³、水銀の密度を13.6×10³ kg/m³、重力加速度を9.8 m/s²とする。2点の圧力差に最も近い値はどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 5. 18.5 kPa
2点の圧力差は約18.5 kPaです。静止した同じ流体の中では同じ高さの点の圧力が等しく、液柱の圧力は密度と高さに比例します(DOE Fundamentals Handbook Thermodynamics, Heat Transfer, and Fluid Flow Vol.3 の液柱の圧力の節)。
水銀面の高さの差は75+75=150 mmです。低い側の水銀面の高さに水平面をとり、左右の管を上からたどると、低い側はその上に水が高さhだけ多く、高い側は同じ高さ分が水銀なので、
Δp=(ρHg−ρw)gh
=(13.6−1.0)×10³×9.8×0.150
≒1.85×10⁴ Pa=18.5 kPa
水柱の高さ1.89 mにρwgを掛けても一致します。「9.26 kPa」は片側の動き75 mmを高さの差とした値、「17.1 kPa」は水柱を左右の両方で引いた値、「1.89 kPa」はgを掛け忘れた値、「1.47 kPa」は水の密度だけで計算した値です。
水で満たした水銀マノメータの圧力差は(ρHg−ρw)ghで、hは左右の水銀面の高さの差です。
関連キーワード: U字管マノメータ・静水圧・圧力差・水銀
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