技術士 第一次試験 専門科目 機械部門 機械力学・制御 練習問題 第7問: 伝達関数G(s)=K/(Ts+1)(K>0、T>0)で表される1次遅れ要素に、時刻t=0で単位ステップ入力を加えた。出力の応答に関する次の記述のうち、最も適切な
専門科目 機械部門 機械力学・制御
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第7問
伝達関数G(s)=K/(Ts+1)(K>0、T>0)で表される1次遅れ要素に、時刻t=0で単位ステップ入力を加えた。出力の応答に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 3. 時刻t=Tのとき、出力の値は最終値の約63%となる。
「時刻t=Tのとき、出力の値は最終値の約63%となる」が適切です。時定数T(応答の遅さを表す時間)の1次遅れ要素で、単位ステップ入力のラプラス変換は1/sなので、出力はY(s)=K/{s(Ts+1)}=K/s−KT/(Ts+1)です。
逆ラプラス変換すると
y(t)=K(1−e^(−t/T))
となります。t=Tではy=K(1−e⁻¹)≒0.632Kで、最終値Kの約63%です。
t=3Tでは1−e⁻³≒0.950で約95%となり、約86%はt=2Tの値(1−e⁻²≒0.865)です。最終値はt→∞でKとなり、K/Tではありません。
t=0での傾きはdy/dt=(K/T)e^(−t/T)からK/Tで、0ではありません。e^(−t/T)は単調に減るので出力は単調に増え、行き過ぎ(オーバーシュート)は生じません。
1次遅れのステップ応答はK(1−e^(−t/T))で、t=Tで最終値の約63%、t=3Tで約95%となります。
関連キーワード: 1次遅れ要素・時定数・ステップ応答・伝達関数
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