技術士 第一次試験 専門科目 機械部門 機械力学・制御 練習問題 第5問: 1自由度系の自由減衰振動を記録したところ、ある極大の振幅が12.0 mm、そこから5周期後の極大の振幅が4.0 mmであった。この系の減衰比に最も近い値はどれか
専門科目 機械部門 機械力学・制御
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第5問
1自由度系の自由減衰振動を記録したところ、ある極大の振幅が12.0 mm、そこから5周期後の極大の振幅が4.0 mmであった。この系の減衰比に最も近い値はどれか。ただし、減衰は小さく、減衰比は対数減衰率を2πで割った値で近似してよい。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 2. 0.035
減衰比は約0.035です。粘性減衰の自由振動はx=A e^(−ζωn t) sin(ωd t+α)で、1周期ごとに振幅が一定の比で小さくなります。
隣り合う極大の振幅比の自然対数が対数減衰率δ(1周期あたりの振幅の減り方を表す量)で、n周期離れた振幅x0とxnからはδ=(1/n)ln(x0/xn)です。
δ=ln(12.0÷4.0)÷5=1.099÷5≒0.220
ζ≒δ÷(2π)=0.220÷6.283≒0.035
厳密な関係ζ=δ/√(4π²+δ²)でも0.0349となり、同じ値です。「0.22」は2πで割らないδそのもの、「0.17」は5周期で割らずにln3を2πで割った値、「0.015」は自然対数でなく常用対数(log10 3≒0.477)を使った値、「0.095」は対数を取らずに振幅比3を5と2πで割った値です。
n周期離れた振幅からδ=(1/n)ln(x0/xn)で対数減衰率を出し、減衰が小さいときζ≒δ/(2π)です。
関連キーワード: 対数減衰率・減衰比・自由減衰振動・自然対数
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