技術士 第一次試験 専門科目 機械部門 機械力学・制御 練習問題 第3問: 質量m、ばね定数k、粘性減衰係数cの1自由度系に調和外力F0 sin ωtが作用している。定常応答に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。ただし、減衰比
専門科目 機械部門 機械力学・制御
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第3問
質量m、ばね定数k、粘性減衰係数cの1自由度系に調和外力F0 sin ωtが作用している。定常応答に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。ただし、減衰比ζは0<ζ<1/√2とし、非減衰固有角振動数をωn=√(k/m)とする。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 4. ω=ωnのときは、減衰比の大小によらず、変位の位相は外力より90°遅れる。
「ω=ωnのときは、減衰比の大小によらず、変位の位相は外力より90°遅れる」が適切です。運動方程式m x''+c x'+k x=F0 sin ωtの定常解をx=X sin(ωt−φ)と置き、振動数比r=ω/ωnを使うと、振幅倍率(変位の振幅の静的変位F0/kに対する比)と位相の遅れは次のとおりです。
X/(F0/k)=1/√{(1−r²)²+(2ζr)²}
tanφ=2ζr/(1−r²)
r=1では分母が0なのでφ=90°となり、ζ>0であればζの値によりません。振幅倍率の最大はr=√(1−2ζ²)で生じ、ζ>0ではこれが1より小さいので、山の位置はωnと一致しません。
最大値1/{2ζ√(1−ζ²)}はζが大きいほど小さくなります。r→∞では振幅倍率が0に、r→0では1に近づき、位相の遅れはr→0で0°、r→∞で180°に近づきます。
減衰があると振幅倍率の山はωnより低い角振動数に出てζが大きいほど低くなり、ω=ωnでの位相の遅れは減衰比によらず90°です。
関連キーワード: 強制振動・共振・振幅倍率・位相遅れ
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