技術士 第一次試験 専門科目 機械部門 熱工学 練習問題 第11問: 伝熱の形態(熱伝導・対流・放射)に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
専門科目 機械部門 熱工学
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第11問
伝熱の形態(熱伝導・対流・放射)に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 3. 同じ流体で比べると、対流熱伝達率は一般に、層流の方が乱流よりも小さい値をとる。
「対流熱伝達率は一般に層流の方が乱流よりも小さい」が適切です。DOE Fundamentals Handbook Thermodynamics, Heat Transfer, and Fluid Flow Vol.2 Convection によれば、対流熱伝達率(流体と面の間の熱の伝わりやすさ)は流体の物性と流れの状況で決まり、層流の値は乱流より小さいのが普通です。
同書によれば、熱伝導の熱流束は温度勾配の1乗に比例し(Fourier's Law 式2-4)、実在の物体(灰色体)は黒体ほど熱を放射せず、放射率は1を最大とする無次元数です(Emissivity)。熱放射は物体の温度によって生じる電磁波で、その大部分は赤外線の領域にあり、真空中でも伝わります(Thermal Radiation)。
温水放熱器から室内への伝熱は、温度差による密度の違いで空気が動く自然対流の例です(Convection)。乱流では伝熱面に付く境膜が薄くなるので、同じ流体の対流熱伝達率は、一般に層流より乱流の方が大きくなります。
関連キーワード: 熱伝導・対流熱伝達率・自然対流・熱放射・放射率
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