技術士 第一次試験 専門科目 機械部門 熱工学 練習問題 第9問: エントロピーと熱力学の第二法則に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
専門科目 機械部門 熱工学
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第9問
エントロピーと熱力学の第二法則に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 5. 周囲から断熱された系の中で不可逆な変化が起こると、系のエントロピーは増加する。
「周囲から断熱された系の中で…増加する」が適切です。不可逆な過程では系と周囲のエントロピーの和が増え(NASA Glenn Research Center: Second Law of Thermodynamics)、断熱された系では周囲との熱の出入りが無く周囲のエントロピーはΔS=ΔQ/T=0なので、系のエントロピーが増えます。
理想気体ではs2−s1=cv ln(T2/T1)+R ln(v2/v1)で(NASA Glenn Research Center: Entropy of a Gas)、等温膨張でも自由膨張(温度一定)でもv2>v1なので増加します。DOE Fundamentals Handbook Thermodynamics, Heat Transfer, and Fluid Flow Vol.1では、低温から高温へ熱を移すだけの装置は作れず(Second Law)、絞り膨張は比エンタルピー一定です(Throttling Process)。
理想気体ではΔh=cpΔTなので温度も一定です(NASA: Specific Heats)。断熱で可逆な変化ではエントロピーは一定です。
関連キーワード: エントロピー・熱力学の第二法則・不可逆変化・絞り膨張・クラウジウスの原理
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