技術士 第一次試験 専門科目 機械部門 熱工学 練習問題 第7問: 厚さ120 mm、熱伝導率0.80 W/(m·K)の平板の壁の一方の側を80℃の流体が、他方の側を26℃の流体が流れている。高温側の熱伝達率は50 W/(m²·
厚さ120 mm、熱伝導率0.80 W/(m·K)の平板の壁の一方の側を80℃の流体が、他方の側を26℃の流体が流れている。高温側の熱伝達率は50 W/(m²·K)、低温側の熱伝達率は10 W/(m²·K)で、定常状態とする。壁を通過する単位面積あたりの熱流束に最も近い値はどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 1. 200 W/m²
熱流束は約200 W/m²です。熱伝導は温度差を熱抵抗Δx/kで割った形に書け(DOE Fundamentals Handbook Thermodynamics, Heat Transfer, and Fluid Flow Vol.2 Equivalent Resistance Method 式2-6)、熱伝達率hの境膜(壁に接して動きの少ない流体の薄い層)は抵抗1/hにあたります。
両側の境膜と壁は直列なので抵抗を足し、熱通過率Uはその逆数です(同 式2-10で面積を等しくした形)。
R=1/50+0.12/0.80+1/10=0.02+0.15+0.10=0.27 m²·K/W
q=(80−26)/0.27=54/0.27=200 W/m²
「360 W/m²」は境膜の抵抗を無視した値、「3600 W/m²」は抵抗の逆数を足した値、「250 W/m²」は壁の抵抗をΔx×kとした値、「318 W/m²」は低温側の境膜を落とした値です。平板の壁を通る熱流束は、両側の境膜の抵抗1/hと壁の抵抗Δx/kを直列に足した全抵抗で、両側の流体の温度差を割って求めます。
関連キーワード: 熱通過・熱通過率・熱抵抗・熱伝達率・熱伝導率
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