技術士 第一次試験 専門科目 機械部門 熱工学 練習問題 第2問: 逆カルノーサイクルで働く冷凍機がある。高温側(放熱側)の温度は35℃、冷凍能力(低温側から奪う熱量)は3.0 kW、所要動力は0.50 kWである。絶対温度は℃
専門科目 機械部門 熱工学
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第2問
逆カルノーサイクルで働く冷凍機がある。高温側(放熱側)の温度は35℃、冷凍能力(低温側から奪う熱量)は3.0 kW、所要動力は0.50 kWである。絶対温度は℃の値に273を足して求めるものとする。低温側の温度に最も近い値はどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 2. −9℃
低温側の温度は約−9℃です。カルノーサイクルでは受熱量QHと放熱量QLの差が仕事で、効率はη=(QH−QL)/QH=(TH−TL)/THです(DOE Fundamentals Handbook Thermodynamics, Heat Transfer, and Fluid Flow Vol.1 Second Law of Thermodynamics 式1-23)。
逆に回した冷凍機でもQH=QL+W、QH/QL=TH/TLで、成績係数(奪う熱量と動力の比)はQL/W=TL/(TH−TL)です。
TH=35+273=308 K
QL/W=3.0÷0.50=6
TL=TH×QL/(QL+W)=308×3.0÷3.5=264 K
TL=264−273=−9℃
「−16℃」はヒートポンプの成績係数TH/(TH−TL)を6とした値、「−3.5℃」は放熱量3.5 kWを冷凍能力とみなした値、「30℃」は℃のまま比例させた値、「−229℃」は成績係数の逆数を使った値です。逆カルノーサイクルの成績係数は冷凍機でTL/(TH−TL)、ヒートポンプでTH/(TH−TL)で、温度は絶対温度で入れます。
関連キーワード: 逆カルノーサイクル・冷凍機・成績係数・熱力学の第二法則・絶対温度
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