技術士 第一次試験 専門科目 機械部門 熱工学 練習問題 第1問: 理想気体を、温度27℃の状態から体積比V1/V2=6まで可逆断熱的に圧縮する。比熱比は1.4とし、絶対温度は℃の値に273を足して求めるものとする。必要であれば
理想気体を、温度27℃の状態から体積比V1/V2=6まで可逆断熱的に圧縮する。比熱比は1.4とし、絶対温度は℃の値に273を足して求めるものとする。必要であれば 6^0.286=1.669、6^0.4=2.048、6^1.4=12.29 を用いてよい。圧縮の終わりの気体の温度に最も近い値はどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 2. 341℃
終わりの温度は約341℃です。可逆断熱変化はエントロピーが一定の変化で(DOE Fundamentals Handbook Thermodynamics, Heat Transfer, and Fluid Flow Vol.1 Isentropic Process)、理想気体ではpV^κ=一定と状態方程式pV=mRTからTV^(κ−1)=一定が導かれます(NASA Glenn Research Center: Isentropic Flow Equations の式4と同じ関係)。
T1=27+273=300 K
T2=T1(V1/V2)^(κ−1)=300×6^0.4=300×2.048≒614 K
T2=614−273≒341℃
「614℃」は絶対温度の値を℃に戻していない値、「887℃」は273を引かずに足した値、「3410℃」は指数をκ−1でなくκにした値(6^1.4は圧力比)、「228℃」は圧力比に使う指数(κ−1)/κを体積比に当てた値です。可逆断熱変化の温度比は体積比の(κ−1)乗、圧力比の(κ−1)/κ乗で、計算は絶対温度で行い、最後に273を引いて℃に戻します。
関連キーワード: 可逆断熱変化・等エントロピー変化・比熱比・体積比・理想気体
模試 (30問)
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