2級電気工事施工管理技士 (第一次検定) 電気工学等 (電気理論・電気機器・電力) 練習問題 第27問: 高圧電路と低圧電路とを結合する変圧器に B 種接地工事を施す。変圧器の高圧側電路の 1 線地絡電流は 5 A であり、高圧側と低圧側の混触により低圧電路の対地電
高圧電路と低圧電路とを結合する変圧器に B 種接地工事を施す。変圧器の高圧側電路の 1 線地絡電流は 5 A であり、高圧側と低圧側の混触により低圧電路の対地電圧が 150 V を超えた場合に、1 秒以内に自動的に高圧電路を遮断する装置を設けている。このときの B 種接地工事の接地抵抗値の上限として、「電気設備の技術基準の解釈」上、正しいものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 3. 120 Ω
「120 Ω」が正解です。電気設備の技術基準の解釈 第17条第2項 (令和7年11月20日改正版) は、B 種接地工事の接地抵抗値を 17-1表に規定する値以下としています。
同表では、高圧又は 35,000 V 以下の特別高圧の電路と低圧電路を結合する変圧器で、混触により低圧電路の対地電圧が 150 V を超えた場合に 1 秒以下で高圧電路を自動的に遮断する装置を設けるときの値は 600/Ig [Ω] です。Ig は変圧器の高圧側電路の 1 線地絡電流 [A] です。
Ig = 5 A を代入すると、600 ÷ 5 = 120 Ω となります。「30 Ω」は表の「下記以外の場合」(遮断装置を設けない場合など) の 150/Ig を用いた値 (150 ÷ 5)、「60 Ω」は遮断時間が 1 秒を超え 2 秒以下の場合の 300/Ig を用いた値 (300 ÷ 5)、「600 Ω」は分子の 600 を Ig で割らずにそのまま答えた値です。
遮断時間が短い装置を設けるほど分子の値が大きくなり、許される接地抵抗値も大きくなる関係を押さえましょう。
関連キーワード: B種接地工事・接地抵抗値・1線地絡電流・混触・変圧器
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