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消防設備士乙6 計算問題 3パターン|能力単位/設置個数/歩行距離 (2026年版)

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消防設備士乙6 計算問題 3パターン|能力単位/設置個数/歩行距離 (2026年版)
目次

消防設備士乙6の勉強をしていて、暗記は何とかなるのに「計算問題だけ手が止まる」という人は多いです。延べ面積、能力単位、設置個数…用語がいきなり出てきて、どの数字をどう割ればいいのか分からない。でも安心してください。乙6の計算は出題のクセが決まっていて、実質3パターンしかありません。公式を覚えて手順どおりに数字を当てはめれば、暗記より確実に点が取れる「おいしい分野」です。

この記事では3パターンを、実際の数字を使って1問ずつ最後まで解いて見せます。読み終えたら、同じ手順で本番の数字を入れ替えるだけで解けるようになります。

この記事で分かること

  • 乙6の計算は「能力単位 → 設置個数 → 歩行距離」の3手順に集約されること
  • それぞれの公式と、つまずきやすい「端数の切り上げ」の扱い
  • 基準面積が2倍に緩和される条件と、緩和を適用するかどうかの判定フロー
  • 延べ面積から必要本数を出すまでの、数字入りの完全な解答例
  • 能力単位で出した本数と歩行距離で必要な本数、どちらを答えにするか
  • 本番でやりがちな計算ミスと、その防ぎ方

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計算の全体像

乙6の計算は、次の順番で進めれば必ずゴールに着きます。

  1. 能力単位:その建物に必要な「消火能力の合計」を出す(延べ面積 ÷ 算定基準面積)
  2. 設置個数:必要能力単位を消火器1本の能力単位で割り、最低何本いるか出す
  3. 歩行距離:どこからでも歩いて20m以内に1本あるか確認し、足りなければ増やす

最後に、②で出した本数と③で必要な本数の 多い方 が答えです。では順に、数字を入れて解いてみましょう。

能力単位の求め方

公式は 必要能力単位 = 延べ面積 ÷ 算定基準面積。算定基準面積は建物の用途で 50m² または 100m² が使われます。端数は必ず切り上げ です。0.1でも余ったら1単位繰り上げます。

基準面積の緩和条件

算定基準面積は次の条件をすべて満たす場合に 2倍(50m² → 100m²、100m² → 200m²) に緩和されます(消防法施行令第10条)。

条件内容
主要構造部が耐火構造壁・柱・床・梁・屋根・階段が耐火構造である
内装が不燃材料壁・天井の仕上げが不燃材料または準不燃材料

緩和を適用するかどうかの判定フロー

  1. 問題文に「主要構造部が耐火構造」の記述があるか? → なければ緩和なし
  2. 「内装不燃(準不燃)」の記述があるか? → なければ緩和なし
  3. 両方ある → 基準面積を2倍にしてから計算する

問題文に条件が明示されていない場合は緩和なし(標準の基準面積を使う)で計算します。

例題1:算定基準面積100m²の用途で、延べ面積が520m²の建物。必要能力単位は?

延べ面積 ÷ 算定基準面積 = 520 ÷ 100 = 5.2

端数を切り上げて、必要能力単位 = 6単位。

ここで5.2を「5」にしてはいけません。5単位だと能力が足りず、法令を満たしません。足りない方向に丸めないのが鉄則です。

設置個数(本数)の求め方

公式は 設置個数 = 必要能力単位 ÷ 消火器1本の能力単位。ここも端数は切り上げです。

例題2:例題1で必要能力単位は6単位だった。1本あたりA火災に対する能力単位が「3」の消火器を置くなら、最低何本必要?

6 ÷ 3 = 2 → 最低2本。

もし1本の能力単位が「4」の消火器なら、6 ÷ 4 = 1.5 → 切り上げて 2本 です。「能力単位6を出したら満足して終わり」がよくある失敗。設問が本数を聞いていたら本数まで出しきること。

歩行距離で最終チェック

ここを忘れると不正解になります。消火器は「建物のどこにいても、歩いて取りに行ける距離に必ずある」必要があります。基準は次のとおり。

消火器の種類歩行距離
小型消火器各部分から 20m以内
大型消火器各部分から 30m以内

ポイントは、これが直線距離ではなく 実際に歩く距離(歩行距離) だということ。壁や通路で遠回りになれば、その分カバー範囲は狭くなります。

例題3:例題2では能力単位の計算上は2本でよかった。しかしフロアが細長く、2本の配置ではどうしても歩行距離20mを超える死角ができてしまう。この場合は?

能力単位だけ見れば2本ですが、歩行距離20m以内をどこからでも満たすには3本必要、というケースは普通に起こります。このとき答えは、能力単位ベースの2本ではなく、多い方の3本。

つまり最終的な本数は「能力単位で求めた本数」と「歩行距離をカバーするのに要る本数」を比べて、多い方を採用します。

解答の型:毎回この順に書けば迷わない

毎回この順で書けば、計算問題で迷いません。

手順やること例題の値
能力単位延べ面積 ÷ 算定基準面積、切り上げ520 ÷ 100 → 6単位
設置個数必要能力単位 ÷ 1本の能力単位、切り上げ6 ÷ 3 → 2本
歩行距離20m以内を満たす本数を確認死角があれば3本
答え設置個数と歩行距離の多い方3本
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やりがちな失敗と回避策

  • 端数を切り捨てる → 「5.2 → 5本」「1.5 → 1本」は不正解。能力単位も本数も必ず切り上げ。足りない方向には絶対に丸めない。
  • 能力単位を出して満足する → 本数を聞かれているのに単位で止める人が多い。設問のゴール(単位か本数か)を最初に確認する。
  • 歩行距離のチェックを飛ばす → 計算上の本数が正しくても、配置で20mを超えれば増やす。「能力単位と歩行距離の多い方」を最後に必ず照合する。
  • 大型と小型の距離を取り違える → 小型20m・大型30m。語呂でもいいので固定で覚える。

まとめ

乙6の計算は、能力単位 → 設置個数 → 歩行距離の3手順を、端数切り上げと緩和条件の判定に気をつけて回すだけ。範囲が狭く手順が決まっているので、暗記分野より安定して得点できます。出題数(構造機能整備・法令から合わせて2〜4問程度)は多くありませんが、ここを確実に取れると筆記全体60%・各科目40%の足切りに効いてきます(合格基準の詳細は 乙6の合格基準 を参照)。

次の一歩は、この記事の例題1〜3を、数字を変えて自分でもう一度解いてみること。同じ手順で答えにたどり着けたら、計算はもう得点源です。

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出典:


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この記事の執筆者

ぴよパス編集部

ぴよパス編集部 / 資格試験コンテンツ編集

担当領域: 消防設備士・危険物取扱者・電気工事士などの国家資格、普通免許・原付の学科、 簿記・FP 技能検定・IT パスポート・宅地建物取引士などの検定・資格まで105 試験の問題作成・解説執筆を担当

公的機関の公表データ・法令の条文・試験実施団体の公式情報を一次資料として参照しています。 記事と問題の作成には AI を使っています。問題はすべてオリジナルで、 自動の検査と、作成とは別の担当による反証 (事実と出典を選択肢ごとに確かめる) を通してから公開しています。

※本記事の内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の結果を保証するものではありません。 試験の最新情報 (日程・受験料・合格基準等) は各試験実施団体の公式サイトで必ずご確認ください。 記事中に誤りを発見された場合は お問い合わせフォーム よりご指摘ください。

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